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CATEGORY : フィットネス |エクササイズ

理学療法士に聞く!「スポーツ苦手です。運動初心者は何から始めればいい?」

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階段を登っている女性の画像

美容や健康、ダイエット、運動、パフォーマンス向上など、体に関する悩みや疑問は尽きることなく次から次へとわいてきます。そこで、アスレティックトレーナーで理学療法士の伊藤彰浩さんに質問! 今回は「効果的な運動のポイント」について、解説と実生活に取り入れやすいアドバイスをもらいました。

監修 : 伊藤 彰浩

株式会社MEDI-TRAIN代表取締役。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、理学療法士。JIN整形外科スポーツクリニック、リバーシティすずき整形外科でトップアスリートから子ども、高齢者まで幅広い年代に向けたリハビリテーションを経験。東京広尾の女性専用パーソナルトレーニングスタジオにてダイエット指導やボディメイクなどの経験を持つ。現在は、神奈川、東京都内を中心に、オリンピック強化指定選手のパーソナルトレーニングや、産前産後ケアの分野など幅広く活躍中。

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Contents 目次

まずは日常生活で運動量を増やしましょう!

猫背の女性画像

ふだん運動をしていない人には、いきなり激しい運動はおすすめしません。ケガのリスクもあるし、そもそも急に体を動かすのはおっくうですよね。まずは、誰でもできる簡単なことから始めてみるのがポイントです。日常生活の中で運動量を増やすことから始めてみましょう。

例えば、以下のようなことならすぐに実践できるのではないでしょうか?
・エスカレーターではなく階段を使うようにする
・天気のいい日には目的地の1つ手前の駅で降りて歩く
・昼休みに10分散歩する/あえて遠くのレストランまで歩いてランチに行く

また、ふだん運動をしていない人にまず意識してもらいたいのは「呼吸」です。
人は1日に2万回以上呼吸をしているといわれています。呼吸は、体の姿勢や体幹バランスにも密接に関係していて、呼吸がよくないと姿勢が悪くなり、体幹の力もうまく発揮されなくなってしまうんです。とくに猫背の人や姿勢が悪くなっている場合は、呼吸が浅くなってしまうので要注意です。

呼吸を改善していくと、体の代謝もよくなるので、体脂肪が燃えやすい体になります。ですから、運動初心者は筋トレで筋肉をつけようとするよりも先に、まずは呼吸を整え、動けるための体を作ったほうが効率がいいんですね。それに、姿勢が悪いまま筋肉がついてしまったらカッコ悪いですよね?良い姿勢を身につけてから筋肉をつけたほうがきれいなボディをつくれるんです。

猫背のOKとNGイラスト

自分の姿勢がどうなのか自覚がない人もいると思いますが、ふだんデスクワークをしているという人やスマホを長時間使っているという人は、たいてい猫背になっています。猫背だと胸郭(心臓や肺をとりまく肋骨や胸骨、胸椎のこと)がガチガチに固くなって、呼吸が浅くなってしまいます。
まずは胸郭を動かしてあげることが大事。

そこで今回は、よい呼吸パターンをつくり、固くなっている胸郭まわりの関節を動かすエクササイズを紹介します。

 

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