やせていたときと体重は変わらないのに、下腹が目立つように…。とくに出産を終えた女性は、たるみも悩みの原因になり「やせたい」と切に願うパーツではないでしょうか。そんな下腹の脂肪を燃焼するのに効果的なストレッチをバレエダンサーの武田亜希子さんに教えてくださいました。
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■:【初心者向け】下腹を鍛えるストレッチ
運動らしい運動なんて、当分していないわ! という人は、ぜひこちらから始めてみてください。
1、あお向けに寝て、ひざを自然に曲げたままつま先を天井へと上げます。
2、そのまま息をふっと吐きながら、お尻を持ち上げます。
目安として、最初は10回くり返しましょう。慣れてきたら回数を増やしてOK。
「ぜんぜん余裕!」という人は、ひざを伸ばしたまま行ってくださいね(武田さん)
■:【中級者向け】下腹を鍛えるストレッチ
1、あお向けに寝て、手は頭のうしろにおきます。
肩甲骨のあたりまで体を起こし、両脚は股関節とひざの角度が直角になるように曲げます。目線はお腹に向けましょう。
2、息を吐きながら曲げた両脚を少し下げます。腰が床から浮かないように、お腹は常に引き締めておきましょう。
このとき頭を上げたままのため、首に力が入りがちに。どうしても首に力が入ってしまう人は、頭を下ろしたまま行いましょう。
しばらくキープしたら、息を吸いながら両脚を元の位置に戻します。これを、ムリのない程度にくり返しましょう(武田さん)
■:【上級者向け】下腹を鍛えるストレッチ
両ひじ、両ひざを床につきます。
両ひじは、横から見て直角に曲がっている状態が理想的。肩は下ろしておきましょう。
両ひざをつく位置は、横から見て首、背中、腰のラインが一直線になるように姿勢を作ります。この状態を、まずは20秒キープ。
<これはNG!>
一直線のラインを作るとき、お尻が上がりやすいので、気をつけましょう。
また、とくに意識してもらいたいのがお腹。
お腹に力を入れて、引き締めるようなイメージで行うのがこのストレッチのポイント。キープしている間は呼吸を止めがちですから、呼吸を意識して行いましょう。余裕がある人は、ひざを床から上げて行うと効果的ですよ(武田さん)
いきなり回数を増やすのではなく、正しいフォームを崩さず行うことが大切!
次回は、わき腹の内臓脂肪に効果的なストレッチをご紹介します。
取材・文/高田空人衣