いつものパンツやスカートをはいたとき、「何かちがう」と感じる原因としてよくあるのが、お腹まわりの洋服のシルエットに違和感を感じていること。とくにお腹の両サイドから腰にかけては、洋服のラインがキレイに見えるか見えないかの生命線のようなもの。ここの脂肪をいち早く燃焼に導くことで、見ためもガラリと変わるぶん、自信にもつながります。今回はバレエダンサーの武田亜希子さんに、わき腹の脂肪燃焼におすすめのストレッチを教えていただきました。
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■:【初心者向け】わき腹を鍛えるストレッチ
1、あお向けになって、両脚をそろえて股関節と直角になるようにひざを上げた姿勢からスタート。
2、この状態で、息を吐きながら両脚を右に倒して床につかないすれすれの所でキープします。
このとき、脚の筋力でキープしようとせず、腹筋を意識して行うことがポイント。
3、腹筋をしっかり使う感覚でキープしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻り、次は左に同じように倒してキープします。これを何度かくり返しましょう(武田さん)
■:【中級者向け】わき腹を鍛えるストレッチ
1、あお向けになり、脚は腰幅に開きひざを立てた状態で、右手は頭のうしろにおき、左手は指先を天井に向けて上げます。
2、息を吐きながら頭をおこし、左手を右ひざの外側に添えるようにします。上半身が右側にツイストしている状態。
この状態を3秒キープしましょう。右腕はしっかり外側に張っておくのがポイント。
このとき注意してほしいのが、左肩。左肩が上がって背中が丸まらないように気をつけましょう。
3、3秒キープしたらゆっくり下ろします。これを5回くり返して。そのあと、同じように反対側も行いましょう(武田さん)
■:【上級者向け】わき腹を鍛えるストレッチ
1、あお向けに寝たら、股関節と直角になるように両ひざを曲げておきます。
ひじを曲げて両手は頭のうしろに、頭は上げたまま目線はお腹へ向けて。
2、右ひざは曲げたまま左ひざを伸ばし、息を吐きながら上半身を右に傾けます。
3、息を吸いながら基本姿勢に戻ったら反対側も同様に行い、これをくり返します。
このストレッチはゆっくり行うと効果的なため、スピードを上げる必要はありません。
気をつけてほしいのが上半身の使い方。上半身を傾けるときには、腕の力ではなく、胴体の力を使ってツイストすることで、わき腹にしっかりアプローチしてくれます(武田さん)
あお向けになった状態でできるものばかりだから、寝る前や朝起きたときにとり入れやすいものばかり。ぜひ、毎日続けてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣