「究極のモテボディ」をテーマにした女性専門パーソナルジム「レヴィアス」では、運動習慣を身につけ、より効率的に理想の体に近づくため、自宅でできるメニューも指導しています。レヴィアストレーナー・本橋菜津さんに、今回は「背中」に効くメニューを教えてもらいました。
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姿勢を維持し、ラインを整えてくれるのは背中の筋肉
引き上がったバストや、くびれたウエストは、女性らしいボディの象徴ですが、これらの部位を美しく際立たせ、ラインをキープするために大事なのは、背中の筋肉だといいます。
「姿勢が崩れ、猫背になると、バストの位置は下がってしまいます。また、わき腹は長さが短くなり、お肉もたるみがちに。背中を鍛えると、背骨や肩甲骨周辺の筋肉が働き、正しい姿勢を維持できます。すると、バストやウエストの位置は自然と引き上がり、美しいボディラインが作られるのです」(レヴィアストレーナー・本橋菜津さん)
腕ではなく、背中をしっかり意識してトレーニングを
うれしい変化は姿勢やボディラインだけではありません。背中の筋肉が働くことで負担が分散するため、肩こりや腰痛などのトラブルの改善も期待できます。
「ただ腕を動かすのではなく、背中の筋肉を使う意識を持ってトレーニングしましょう。日常生活のなかでも背中の筋肉を使えるようになり、立ち居振る舞いも美しくなりますよ」(本橋さん)
それでは、さっそく背中のトレーニングを始めましょう。
タオルエクステンション
うつぶせになって上体を起こし、背中のインナーマッスルである脊柱起立筋を鍛えます。正しく、美しい姿勢を維持するために、欠かせない筋肉です。
<1>
タオルを用意します。タオルの両端を持ち、うつぶせになります。脚は少し開き、足はつま先立ちに。腕は頭の方向に伸ばし、タオルを左右にピンと張ります。
<2>
上体を起こしながら、ひじを曲げてタオルを手前に引き寄せます。タオルは左右に張ったまま、みぞおちの下にしまうようなイメージで行いましょう。<1>に戻り、これを10回。3セットくり返します。