インスタグラムやブログなどで、数々のダイエット情報を公開している、人気美容家&ダイエットコーチの千波さん。まっすぐすらりとした脚は、多くの女性のあこがれです。だれもが実現したいと思う脚やせの中でも、とりわけ太ももは脂肪がつきやすく、引き締めたいと思っている筆頭のパーツではないでしょうか。そこで今回は、千波さんに引き締まった太ももの作り方について、教えていただきましょう!
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体の中でも大きな脚の筋肉を正しく使えるようになれば、やせ体質に近づく!
太ももが張り出してしまうのは、脚運びが正しくできていない可能性が大。
「みなさん毎日歩いたり、座ったりと、何かしらの動作で常に使っているのが、太もも。それだけ動かしているのに、どうして太くなるのかといえば、脂肪だけではなく筋肉が関係しているからです。特に使われやすい前ももは筋肉でパンパンに張っている反面、もものうしろはぜい肉がたっぷりついているという人も多いのではないでしょうか」と千波さん。
太ももが太くなる理由のひとつに、姿勢の悪さがあるといいます。
「太ももの前側の張りは、姿勢の悪さが原因。巻き肩や猫背の人は、骨盤が後傾して前重心になっているため、体の前側で体重を支えようとします。つまり、太ももの前側ばかりに負担をかけてしまうのです。太ももの前側が日常の動作でどんどん太くなる一方、太ももの裏側と内ももは使われにくく、衰えてしまいがち。その結果、使い過ぎている太ももは、こりかたまり、柔軟性を失い、どんどん大きくなるばかり。この状況を改善するには、ストレッチが必要です」(千波さん)
ストレッチでかたくなった筋肉を伸ばすことで、肥大化したセルライトの影響で巡りが悪くなっていた血液やリンパの流れもスムーズに。脚のむくみや詰まりがすっきりし、脂肪が燃えやすい状況に導いてくれるのだそう。
とかげのポーズで太ももストレッチ
骨盤の動きに関わる体幹の筋肉・腸腰筋や、太ももの筋肉・大腿四頭筋を伸ばし、リンパの流れをスムーズにします。
1)左手の外側に左脚がくるようにし、ひざを曲げ、片ひざ立ちになります。右脚はうしろに伸ばし、ひざから足の甲までを床につけます。
2)息を吐きながら、上体を前に倒し、ひじから手のひらまでを床につけます。30秒キープ。反対側の脚も同様に。
脚開きストレッチ
太ももの前、うしろ、内側をまんべんなくのばし、むくみをすっきりさせます。
1)あお向けに寝て、両手で右ひざをかかえて30秒キープ。もも裏と、張りやすい前ももを同時にストレッチします。
2)足先を右手でつかみ、そのまま脚を上げ、足のうらを天井に向け30秒キープ。この体勢がキツイ場合は、ひざを曲げてゆるめてもOK。上に伸ばした脚はももの裏が、下に伸ばした脚は、太ももの前がストレッチされます。
3)右手でつま先を持ったまま、脚を右側に倒します。内ももがしっかり伸びているのを意識して30秒キープ。反対側も同様に行います。
続いては2種類のエクササイズをご紹介! ストレッチと組み合わせて行うことで、より太ももに効かせることができますよ。