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太ももの張りをゆるめてからエクササイズを行えば、すらり脚に一歩前進!
ストレッチで前もものハリがなくなったら、次は弱っている内ももの筋肉・内転筋と、太ももの裏のハムストリングスを鍛えるエクササイズを。
「太ももの代表的な筋肉といえば、大腿四頭筋や太もものうしろを支えるハムストリングス。この2つは、体の中でも大きな筋肉でエネルギーを消費します。この部分を鍛えることで、脂肪が燃えやすい体になれますよ」と千波さん。
エクササイズで筋肉に負荷をかけて、前に重心がかかりがちで張りがあった太ももも、前後の筋肉を偏ることなく使える体に導くことで、シェイプのスピードがアップ!
太ももの裏を鍛える、ヒップリフト
ヒップを鍛えることで、前ももへの負担を減らして、すっきりとした太ももを目指します。
1)あお向けに寝て、ひざを揃えて立てます。手は体の横に自然に置き、手のひらを床につけます。
2)息を吐きながら手で床を押し、ヒップを持ち上げます。骨盤が下がりやすいので注意。肛門を引き締めるイメージで、お尻をキュッと占めるのがコツ。息を吸いながらお尻をゆっくり下ろし、(1)の姿勢に戻ります。30回×2~3セット行いましょう。
【さらに効かせるポイント】
(1)の姿勢の戻るとき、お尻を床につけず浮かせたまま続けるとさらに効果がアップ!
内ももを鍛えるサイドアップダウン
ゆるみやすい内ももの筋肉「内転筋」を鍛えて、太ももの張りを抑え、すっきりとしたシルエットへと導きます。
1)体の左側を下にして、床に横になります。左側の腕と足はまっすぐ伸ばし、右脚はひざを曲げて左ひざの前あたりに、右手は体の前に置き、体がぐらつかないように支えます。
2)左脚を床から浮かせます。かかとで押し出すようにするのが、内ももの筋肉・内転筋に効かせるコツ。脚を上げきったら、ゆっくりと(1)の姿勢に戻ります。30回×2~3セット。反対側も同様に。
【さらに効かせるポイント!】
(1)の姿勢に戻るとき、脚を床につけず、浮かせたままにするとさらに効果がアップ!
スムーズな脚運びには、太ももだけでなく、姿勢を正して脚の可動域を上げる、肩甲骨・背骨・股関節のストレッチ&エクササイズを並行することも大切です。過去の記事を参考に、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
撮影/山上忠 ヘアメイク/市岡愛(ピースモンキー) 取材・文/平川恵 衣装協力/アディダス