すっかりアウターいらずの気候になり、薄手の服を着る季節になりましたね。
近年は、丈の長いボトムが大流行中ですが、決して足を隠すファッションばかりではないのが今年のトレンド。レギンスや、シースルー素材のサンダルなど、じつは足首を主張するファッションが旬なんです。
足元のお手入れも手を抜かず、パンツやスカートをかっこよく着こなしませんか?
Contents 目次
コンテンポラリーダンサー流! 美足首の作り方
ダンサーの華麗な動きには、誰もが目を奪われるもの。
足元の繊細な動きで見る人を魅了する、コンテンポラリーダンサー得居幸さんの美足首の作り方を教えていただきました。
「脚のむくみといえばふくらはぎに意識がいきがちですが、じつは足首のむくみも意外とたまりやすいんです。原因は、冷えや血行不良によるところが多いので、この2点を解消しながらできるストレッチが効果的です」(得居さん)
<ステップ1>ウォーミングアップ
ひざを立てた状態で座り、両手でくるぶしをそれぞれ外側からはさみます。
手のひらで包み込むようにしたまま、クルクルと円を描いて温めます。
次に両手を軽く握ってグーを作り、片脚ずつくるぶしを中心として、円を描くように足首全体をマッサージします。
最後に手のひらを使って、足首からひざの裏へ向かってさすり上げます。片方ずつ左右どちらの脚も行いましょう。さすっていないほうの脚は伸ばしていても、立てていてもどちらでもかまいません。
<ステップ2>足首ストレッチ
座って右脚だけ前に伸ばしたら、左脚を曲げて右ひざの上にのせます。
左手で左ひざを軽く持ち、右手は左足の足指とからめます。このとき、手と足がお互いを握り合うようにつかみます。
この状態のまま、ゆっくりと足首を5回ほど回しましょう。逆回しも忘れずに。
終わったら、今度は右手を足指から離して、左足のつま先を包むようにもちます。あごを引き、上体をうしろへ倒しながら、左ひざとつま先を自分のほうへ軽く引き寄せ、足首の前側を伸ばしましょう。
これを3回くり返したら、反対の足も同様に。
<ステップ3>足首ストレッチ
両ひざを立てて座ったら、かかとを軸にしてつま先を上げて、両手でつま先をつかみます。
息を吸いながら、胸と目線をななめ上にあげていき、それと同時に手でつかんだつま先も引き上げていきます。
息を吐くと同時に力を抜きましょう。抜いた瞬間、手をつま先から離して、両手はお尻のうしろへつきます。
この流れを3セットくり返します。足首からふくらはぎ、足の裏まで血行よくなることが実感できますよ。
ケガの原因にもなる、冷えや血行不良。それらの予防にもなる足首ストレッチを、ぜひとり入れてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣
【取材協力】
※ 得居幸(とくいみゆき)
愛媛県松山市出身。99年よりyummydaneとして国内外で多数上演。10年に美術家/アニメ作家の山内知江子とパフォーマンスユニットHanbun.co(ハンブンコ)を結成、独創的な作品が各地で好評を博す。「道後オンセナート2018」地元アーティスト。舞台と並行して親子向けWSや俳優への身体WSなど活動は多岐にわたる。
Hanbun.coURL:https://hanbunlive.wixsite.com/hanbunco