美しい首や引き締まった足首を作るストレッチに続き、今回は華奢な手首を作るストレッチをコンテンポラリーダンサー得居幸さんに教えていただきます。
得居さんによると、手首の皮膚はとても薄く、細い血管がたくさん通っていることから、冷えを感じやすいパーツなのだそう。そのため、しっかり温めてから筋肉を動かすのがポイント。早速ストレッチのやり方を教えていただきましょう!
Contents 目次
手首ほっそりストレッチのウォーミングアップ
床に座って、ラクな姿勢で行います。
左手首の内側をクルクルと円を描くように10秒ほどさすります。内側が終わったら、手首の外側も同様にさすって。反対側の腕も行って。
次に、指先からひじまでの間を、表、裏どちらも10往復ほどさすります。左腕が終わったら右腕も同様に。
そして、手首内側にある、シワがたくさん集まっているちょうど真ん中あたりを、反対の手の親指の腹でくるくると1分ほどマッサージしましょう。これも左右順番に行います。
だんだん手首がぽかぽかして、血行がよくなってきますので、この状態からストレッチをはじめしょう。
手首ほっそり! ストレッチ<1>
まず最初に、左手の手のひらを上に向け、左ひじを曲げて体に引き寄せます。
右手で親指以外の指を根元からつかみ、手首を立てて、大きく息を吸いましょう。
息を吐きながら、左手はひじを伸ばし指先を前に送り出すようにして、右手は左手の指先を下に向けるようにサポートします。このとき、手首と肩の位置をそろえるようにしておくと◎。
この状態のまま3秒キープして、息を大きく吸います。
今度は吐きながら、さらに手首の位置を下げていき、右手は左の指先を少しカーブさせるようにして、お腹のほうへ向くようにサポートします。ここで3秒キープ。
手を離したら、左手の指先から肩まで、表も裏もやさしくさすります。反対も同様に行いましょう(得居さん)
手首ほっそり! ストレッチ<2>
次に両手を肩の高さで伸ばして、手のひらを上に向けます。
この状態のまま、小指から1本ずつ指を握り込んで、手をグーの形にします。
グーになったら手のひらが下向きになるよう、腕から返します。
手は握ったままで、グーを上下に動かします。この流れを上下で1セットし、目安で5セット行います。
効果的に行うポイントは、こぶしの位置が肩の位置から落ちないようにすること。肩に力が入りがちなので、終わったら、指先から肩までやさしくさすってほぐしておくとよいですよ(得居さん)
今すぐコツコツやっておけば、夏までに間に合うほっそり手首のストレッチ。
美しい手首になれると、バングルやブレスレットのおしゃれも際立ち、ファッションがより楽しめますよ。
取材・文/高田空人衣
【取材協力】
※ 得居幸(とくいみゆき)
愛媛県松山市出身。99年よりyummydaneとして国内外で多数上演。10年に美術家/アニメ作家の山内知江子とパフォーマンスユニットHanbun.co(ハンブンコ)を結成、独創的な作品が各地で好評を博す。「道後オンセナート2018」地元アーティスト。舞台と並行して親子向けWSや俳優への身体WSなど活動は多岐にわたる。
Hanbun.coURL:https://hanbunlive.wixsite.com/hanbunco