前から見える姿ばかりを気にして後ろ姿を忘れていませんか? 体のラインがピッタリ出るTシャツ越しに見える背中のシルエットが丸くなって余分なぜい肉をつけたままではもったいない! そこで今回は、エステティシャンである筆者が背中のぜい肉をすっきりさせるストレッチをご紹介します。
Contents 目次
背中美人を作る習慣とストレッチ法
背中からわきの辺りにかけてぜい肉がモタっとする…。
今まで背中が気にならなかったのに最近ぜい肉がついたような気がする…。
など、背中の丸みに対するお悩みは多いですね。
自分ではなかなか後ろ姿をチェックすることが難しい場所なので見落としがちになります。
日ごろの姿勢や年齢とともに代謝が落ちたり、筋肉量の低下によって背中の脂肪が増え、たるみによってモタっとした丸みのある背中に見えてしまいます。
すっきりとした背中と丸みのある背中では後ろ姿で年齢の差が出てしまうほど、重要な部位。
そうならないために、今のうちから背中にぜい肉をため込まないようにしましょう。
(1)姿勢はまっすぐに正すこと
ふだんの姿勢はどうでしょうか? スマートフォンを見るとき、パソコン作業をするとき、イスに座っているとき、立っているとき、歩いているときなど猫背ぎみに肩が前に突き出ていたり、お腹を突き出したような歩き方や座り方、歩くときもダラダラ歩いたり、背中が曲がっていませんか?
姿勢が悪いと骨格のゆがみをまねくことはもちろんのこと、本来使うべき筋肉が使われなくなるため、血行不良をまねきこりや疲労が蓄積しやすくなったり、筋力が低下することでぜい肉がつきやすくなります。
なので日ごろからお腹をキュッと引き締めて肩を開き、姿勢をまっすぐ伸ばすように心がけましょう。
(2)まっすぐの壁にかかと・腰・肩を合わせて立つ
顔はまっすぐ前を向き、手のひらをあお向けにしてゆっくりと肩の位置まであげ、下腹に力を入れるようにグッと引き締めます。そのまま15秒キープ×5回くり返しましょう。
(3)右脚を内側に向けて座り、左脚をできるだけ開いて伸ばす
左手を真上にまっすぐ伸ばし、ゆっくりと上体を倒して背中を伸ばしましょう。15秒キープ×5回くり返しましょう。
(4)(3)と同じように左脚を内側に向けて座り、右脚をできるだけ開いて伸ばす右手を真上にまっすぐ伸ばし、ゆっくりと上体を倒して背中を伸ばしましょう。15秒キープ×5回くり返しましょう。
(5)右側に壁が来るように座り(3)と同じように右脚を内側に向けて座り、左脚を流し、顔は前を向いたまま、右手先が下に来るように壁を押さえて、ゆっくりと体をひねるように背中を伸ばします。10秒キープ×5回くり返しましょう。逆脚でも同様に行います。
(6)最後に(2)と同じようにまっすぐの壁にかかと・腰・肩を合わせて立ちつ。顔はまっすぐ前を向き、頭上で手を組みゆっくりと背中を縦に伸ばしましょう10秒キープ×5回くり返します。
日ごろの姿勢が前傾になっていたり、背中の筋肉を使っていない場合はストレッチを始めると背中が痛いと感じる場合があります。
背中の筋肉をしなやかにして、ストレッチによって動かすことで余計な老廃物や脂肪をため込みにくくしますので、とり入れてみてはいかがですか?