若かりし頃はバストのボリュームが悩みだったという人も、年齢を重ねるうちに下垂や離れバストなど、悩みの内容も変わってくるもの。とくに、ワイヤー入りブラジャーを着けることをやめてしまった人のなかには、下垂が深刻化している場合も…。しかし、手遅れだとあきらめることはありません。今回ご紹介するバストアップストレッチは、壁1枚のスペースでできる超お手軽ストレッチ。パックをしながら、考え事をしながらでもできるバスト下垂を食い止めるストレッチをバレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただきました。
Contents 目次
ステップ<1> バストの筋力集中ストレッチ
まずは、壁に対して横向きに立ちます。壁側の右腕を後方に伸ばしたら、手のひらを壁にそえ、逆側の左手はバストの前を通り壁にそえます。
この姿勢のまま、壁に近づくように圧をかけます。余裕がある人は、最初から壁に近づいていっても○。
肩をしっかりと下ろして、前肩、腕のつけ根がストレッチされて伸びていく感覚があれば正解です。
ほどよく圧をかけて十分にストレッチできたら、今度は反対側も同様に行いましょう(武田さん)
ステップ<2> グッと上がる!バストに効くストレッチ
今度は壁と向かい合わせになり、壁から離れたところに立ちましょう。両手をハの字にして、肩幅より少し広めに開いて壁につけ、足もとはかかとを上げます。
この姿勢のまま、お腹を引き締めて体をまっすぐのままキープ。
次に、息を吐きながら腕を曲げていきます。このとき、ひじを外に張りながら行うと、より効果的ですよ。
しばらくしたら、ゆっくりひじを伸ばします。この流れをほどよくくり返しましょう。
ツラい人は、かかとを下ろしてもかまいません(武田さん)
ステップ<3> サイドバストに効くストレッチ
ステップ<2>と同じように、壁に向かい合わせに立ちます。
両手は壁を押すようなイメージで手のひらを壁につけます。このとき、高さはウエストの位置、指先が外向きになるようにして腕を伸ばしましょう。両手の間隔はなるべく広めにとるのが◎。
この状態のまま、ひじを曲げます。二の腕で空気を下に押すようなイメージ。10秒ほどキープしたら、ひじを伸ばして元の姿勢に戻ります。この流れをほどよくくり返しましょう。
ストレッチの最中は呼吸を止めがちです。呼吸は自然に行いましょう(武田さん)
継続すればするほど、自分のバストに自信が持てるようになりますよ! ぜひ今日から始めてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣