お腹の4つのインナーマッスルは家になぞらえてコアハウスといわれますが、このコアハウスを鍛えると女性らしい、キュッとしたくびれができ上がります。姿勢改善コアトレーナーの村田友美子さんの「ユミコアメソッド」もいよいよ仕上げの体幹トレーニングです。ストレッチと呼吸法は毎日の習慣にしたいですが、トレーニングは時間が取れるときでOK! 『世界一美しいくびれコアボディ レッスンDVD付き』から、体幹全体を鍛える基本のトレーニング【プランク】をご紹介します。
Contents 目次
コアハウスが正しく機能すると、メリットづくし!
4つのインナーマッスルであるコアハウスを鍛えることで、くびれ以外にもうれしいメリットがあります。
●体の内側からウエストが勝手に引き締まる
腹部全体を覆う腹横筋は、コアハウスの他の筋肉が働くことで、より力を発揮します。内側から引き締めるコルセット機能も高まります。
●誰にも知られず、尿漏れの悩みが解決
尿漏れはコアハウスの床の部分、骨盤底筋のゆるみが原因の1つ。コアハウスを機能させることは、尿漏れ対策にもなるのです。
●深い呼吸ができて代謝がアップ!
コアハウスが締まっていることで、 呼吸は自然と胸にだけ入るように。 肋骨が開き、驚くほど深く呼吸ができるようになり代謝が上がります。
●肩こり、腰痛から解放される
コアハウスのバランスが崩れると一部の筋肉に負担がかかります。鍛えてバランスを取り戻すことで、痛みからも解放されます。
ユミコアメソッドでは、体のゆがみを取り、インナーマッスルを強化する呼吸法をマスターすることで、コアハウスが働き始めます。
そして次のステップがコアハウスの機能をより高める体幹です。
体幹が鍛えられると、コアハウスも安定し、生活の中で美しい姿勢がキープできるようになります。
体幹全体を鍛えて、バランスのいい体に
体幹トレーニング 【プランク】
体を一直線にキープすることで、コアを強化します。体幹トレーニングのもっとも代表的な動きです。10セット行います。
1 両ひざ両ひじを床につく
両ひざと両ひじを肩幅にひらき床につけ、コアを締める。つま先は立てずに肩の力を抜き、反り腰にならないように注意する。
2 ひざを伸ばしてつま先をつく
コアを締めながら、へその下が腰骨につくイメージで息を吐き切る。ひざを床から離して両脚を伸ばし、つま先を立てて5秒キープ。
3 片脚のひざを曲げて真横に上げたままキープ
右ひざを曲げて右肩に引き寄せる。ひざがお尻の高さになるよう意識しながら、5秒キープ。脚を左右反対にして、同様に行う。
【応用】体幹トレーニング
脚と腕を上げて床と平行に伸ばす
コアを締めながら、右脚と左腕が床と平行になるようにまっすぐ伸ばして5秒キープ。手脚を左右反対にして、同様に。
気づいた時ときが始めどき。
コアを鍛えると、正しい姿勢、体の使い方も身につきます。
体幹トレーニングで女性らしいくびれを手に入れてくださいね。
文/庄司真紀
参考書籍
村田 友美子著『世界一美しいくびれコアボディ レッスンDVD付き』(KADOKAWA)