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どこでも簡単ストレッチ!肩甲骨を動かして、夏バテ予防!
そろそろ8月も終わり…。夏のお疲れたまっていませんか? 肩甲骨のストレッチには、夏バテ予防はもちろん、美しい姿勢を作るための秘訣もたっぷり詰まっているそうです。今回も、お家で簡単にできるストレッチを、ボディメイク講師の城山珂奈見さんに教えてもらいます。
Contents 目次
肩甲骨を動かして、気持ちよく夏バテ予防!
こんにちは! バレリーナのような体をつくるボディメイク講師の城山珂奈見(かなみ)です。
夏バテ予防のためのストレッチ、今回は第4弾の最終回です。前回の記事『どこでも簡単ストレッチ!夏バテ予防&キレイな背中ラインを作る肩甲骨はがし』では、キレイな背中ラインを作る肩甲骨ストレッチを紹介しました。
今回のストレッチは、体も一緒に伸びていくので、なんといっても、気持ちがいい! なんだかだるいな〜という気分のときにおすすめです。また、肩甲骨の周りには、脂肪の燃焼を助けてくれる褐色脂肪細胞という細胞があります。気持ちよくストレッチしながら、褐色脂肪細胞を刺激してあげましょう。
(1)ラクな姿勢で座ります
ラクな姿勢で座ります。もしくは、立った状態でもできるストレッチですので、安定しやすい脚幅でまっすぐに立っていてもOKです。
(2)左手を上に伸ばします
左手を天井に向けて伸ばします。
(3)上に上げた右腕のひじを曲げます
上に伸ばした右腕のひじを曲げます。このとき、ひじから先は頭の後ろへいくように曲げましょう。
(4)右手で、曲げた左ひじをつかみます
右手も上に伸ばしながら、曲げていた左のひじをつかみます。両手が頭の後ろ側にあるのが理想です。頭の上や、頭の前に来ないように、後頭部の上あたりで両手が交差しているような状態です。このとき、頭が前に出てきたり、上半身が前にかがむ姿勢になりやすいので、後頭部で両手を後ろに押し返すような気持ちで、目線をグッと正面を見るように持ち上げましょう。
(5)左ひじをつかんだまま、右手を右に引き寄せます
左ひじをつかんだ状態のまま、右手を右側に引き寄せます。右手について、左腕も右に引き寄せられます。このとき、肩周りや上半身がグッとストレッチされる感じがします。肩周りの柔軟性によって、引き寄せられる距離は個人差があると思いますが、少しでも、伸びる感覚がしたらOKです、ムリのない範囲で行いましょう。
(6)(4)と(5)をくり返す
引き寄せていた右手をゆるめたり、引き寄せたりをくり返します。このストレッチをゆっくり30回程行いましょう。肩や首に力が入らないように気をつけます。もし、肩に力が入ってしまうようなら、最初は5回程度の少ない回数からスタートしましょう。
そのあと、手を入れ替えて、反対側も同じ回数行います。
このストレッチは、肩周りと一緒に上半身も伸ばしていきます。肩周りがこってかたまっている気がするとき、長時間同じ姿勢をとったあとはもちろん、朝起きてすぐに行うのもおすすめです。体が上にグッと伸びて、気持ちよく1日を始められるでしょう。
肩甲骨周りのストレッチを毎日行えば、肩や腕が動かしやすくなりますよ。
上半身もあたたまり、夏バテ知らず。元気に夏を越せるでしょう!!