赤ちゃんのハイハイにやせるカギが!?

武田さんが提唱する筋肉ダイエットでは、過度な食事制限は一切ありません。筋肉をつけて代謝を上げ、食事をきちんととりながらリバウンドしない体を作ります。

まずはダイエット１～２週目に行う「筋肉赤ちゃん体操」をご紹介。じつは赤ちゃんの動きには、基礎的な筋肉をつける動きがたくさんあるそうです。たとえば赤ちゃんのハイハイも筋肉を鍛える動きのひとつ。両手両ひざを床につけたら、ひざを３cm浮かせ、そのままハイハイしながら４歩前へ。４歩前に出たら４歩うしろに下がると言う動作を１分半くり返します。これを１日２セット行うだけで、体の土台となる腹横筋が鍛えられるように。

「筋肉赤ちゃん体操」で運動習慣をつけたら、お次は第２のステップ「筋肉アニマル体操」にとりかかりましょう。「筋肉アニマル体操」とは動物の動きをとり入れながら、面積の大きい筋肉を鍛える体操です。

武田さんが教えてくれたのは、猿の動きをまねた「モンキージャンプ」。やり方は「１、２」で横に２歩ジャンプし、「３」のときに内側の脚をクロスさせてうしろのひざを地面につけるだけ。この動きを反復横跳びのようにくり返していくと、いちばん大きい大腿筋が鍛えられて代謝がアップするそう。

筋肉ダイエットの集大成「筋肉リズム体操」！

２つの体操を１か月続けたら、最後は「筋肉リズム体操」でラストスパートへ。「筋肉リズム体操」は効率的に筋肉を鍛える体操で、１分半で数か所の筋肉を一気に鍛えることができます。ちなみに１分半の「筋肉リズム体操」は、30分のジョギングに匹敵するとのこと。

まず片脚で左右に大きくジャンプしながら、頭の上で両手を叩きます。このとき、広背筋を意識することがポイント。続いて片ひざを上げ、対極となるひじをひざに当てていきましょう。ウエストをひねりながらリズミカルに行い、左右交互に動かしてください。次に鍛えるのは、わきの下あたりにある前鋸筋。拳を握り、シャドーボクシングをするイメージでパンチングしていきます。ほかにもさまざまな動きを駆使して、計７つの筋肉を動かしていきました。

６月24日の「有吉ゼミ」（日本テレビ系）によると、武田さんのアドバイスをもとに筋肉ダイエットに励んだ女優・斉藤こず恵さんは、わずか３か月で18.5kgの減量に成功。これには番組視聴者からも、「３か月でマイナス18kgはすごい！」「食事制限してないのにここまでやせるとは… 恐るべし、武田真治」「私も筋肉ダイエット、ガンバってみようかな」といった驚きの声が。

今までなかなかやせられなかった人は、筋肉ダイエットでスレンダーな体を手に入れてみてはいかが？

文／プリマ・ドンナ