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世界で最も過酷なマラソンと呼ばれる【サハラマラソン】って知ってる?【モデル・矢原里夏の挑戦記がスタートします】
2017年4月。「世界で最も過酷なマラソン」と言われる「第32回サハラマラソン」が北アフリカ・モロッコ南部のサハラ砂漠で開催されます。
モロッコのサハラ砂漠を7日間かけて約250km、その期間の食料や寝袋を自らで背負い、自給自足しながら進むアドベンチャーレースです。
日中は50度を超えることもありますが夜は8度と冷え込み、ランナーの体力を奪います。
その過酷さゆえに「世界で最も過酷なマラソン」と呼ばれるサハラマラソンに、なんとモデルの矢原里夏が挑戦します!
Contents 目次
サハラマラソンとは?
サハラマラソンとは、毎年モロッコのサハラ砂漠で開催されるアドベンチャーレースで、約250kmの距離を、7日間・6ステージ、期間中の衣食住のすべてをランナー自らが用意し、それを背負いながら(約10kg~15kg)進まなければならない、「世界でも最も過酷なマラソン」と呼ばれる大会です。
日中の現地平均気温は35度~40度。
最高気温は50度を超えることもありますが、夜は8度くらいまで冷え込み、寒暖差の激しさが最大の壁だと思われます。
しかも持参したものだけで過ごさなければならないので(水だけは大会側が提供)、食料はもちろん、その寒さを、寝袋と、なけなしに持っていくであろうダウンで過ごさねばなりません。
温かいものが食べたくなったらもちろん、自分で火を起こして自分で調理。
7日間、お風呂はなし。電波もなし。レース中のトイレは・・・自然に返す方針。
コースは直前に発表され、日本の様に明確なコース表記はありません。しかもかわいらしい手書きのイラストだそうでコンパスが命。後ろから追ってくるラクダさんに抜かれると、タイム制限でリタイアが確定だそうです。
リタイアしたランナーの過酷な理由TOP3
「世界で最も過酷」なマラソンに出場するランナーは、さぞかし鍛え上げられた戦士たちなんだろうなぁと思いつつ、私のようなアスリートでもエリートランナーでもない人が挑戦するのは、どんなことに気をつけたらよいか。
戦士たちの武勇伝を聞いても私には当てはまらなそうだったので、失敗談から学ぼうと調べてみました。
・リタイアの理由TOP3
1位【熱中症】
そりゃぁね、日中50度の灼熱の砂漠を走ったことなんてないですし、日本にいるので似たような環境で練習できるわけでもなく、私もこれが一番心配です。水と塩とミネラルね!
2位【足のトラブル】
安定しない砂の上や舗装されてない岩場を250kmも重い荷物を背負って進めばひざが痛くなりますよね。それに暑さで蒸れて足に大量のマメができるんですって。痛みに耐えることも大事ですが痛みが出ないような予防策がとっても大切です。
3位【遭難】
・・・・遭難?!?!?
いやいやいや、遭難?!マラソン大会で遭難?!すごいのがきました。これぞ「アドベンチャーレース」です。コースは直前に告知され、しかも簡易的。出場者は自らのコンパスで方角を調べ進まなければなりません。ただでさえ極度の方向音痴の私。コンパスを読む練習と集団からはぐれない走力が必要になりそうです。
アドベンチャーな持ち物
7日間、自給自足で過ごさなければならないサハラマラソンはその期間の衣食住に必要な荷物をバックパックに詰め、自らが背負いながら進むことになります。食料はもちろん、必要であれば調理器具、寝袋、など。
なるべく荷物を軽くしたい、けどあれもこれも持っていきたいのですが、大会の規定で、バックパックの重さ(支給される水を除いて6.5kg~15kg)と所持していなければならない必須装備が決められています。
その中で「さすがサハラマラソン」という持ち物がまず、荷物の中でもっともかさ張るであろう食料。食料は必ず14,000キロカロリー分を摂取しなければなりません。平均すると1日2000カロリー。でもこれ、フルマラソン走るだけで2000キロカロリーなんてすぐ消費してしまいます。少ない気がします。ガス欠になる気がします。
なので軽くて高カロリーなものが必要になるんですね。かつ、それしか楽しみがなさそうなので(えっ)、嗜好品も持っていきたいところ。一番悩みます。
そしてサバイバルギア。
夜通し走る約80kmのナイトステージもあるので懐中電灯(ヘッドライト)やアーミーナイフ、ホイッスル、コンパス、毒素抽出用のスネークポンプなど。
・・・えっスネークポンプ?!なにそれ!持ってないよ?!ってか見たことないよ!
何がいるのよ!さそり?!
…といった感じなのですが、そして使わないで済むことを祈りますが、そういう危険性もあるっていうことですね(汗)。
いかがでしたでしょうか?
話を聞くだけだと、とっても冒険でとってもワクワクしませんか。
エントリー完了後の今もまだ、未知の世界過ぎてリアルに想像ができていない私ですが、とにかくこの素晴らしい(であろう)「冒険」を準備の今から楽しみたいと思います。
そしてその「冒険誌」となるこのコンテンツを、身を持って体験して、皆さんに楽しんでいただけたらなと思います。
さぁどうなるか#ヤハラサハラ(SNS用にハッシュタグを作りました)。
完走したらヤハラリカからサハラリカに改名するかもしれません。
完走・・・今はまだ眩し過ぎて見えない単語です。
頑張ります。
つづく。
写真(イメージ)/ⓒAndreas Ernst-fotolia.com