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現役代表選手たちの体づくりを支える「アス女飯」2品
北國銀行女子チームの選手のみなさんは現在、石川県金沢市広岡にある寮で共同生活をしており、朝晩寮母さんが作る食事をとっています。北國銀行は所属選手17人中代表選手がなんと8人! そんな実力派選手たちを支えるアス女飯とはどんなものなのでしょうか?
ある夕食の献立から今回2品のレシピを教えていただきました。
【麻婆豆腐】(写真 真ん中)
<材料(1人分)>
木綿豆腐 80g
れんこん 40g
干ししいたけ 少々
ねぎ 4分の1本
にんにく 1かけ
しょうが 少々(チューブでも可)
サラダ油 大さじ1
豚ひき肉 40g
豆板醤 小さじ1
ごま油 適量
(A)
水 100cc
酒 小さじ2
鶏ガラスープの素 小さじ1
砂糖 少々
しょうゆ 少々
片栗粉 小さじ
<作り方>
1.木綿豆腐を2㎝角の角切りに切る。れんこんは水200mlに酢を少々入れ5分ほどアク抜きをしておく。干ししいたけも100mlの水に浸して同じく5分ほど置いて戻す。
2.れんこんを1㎝角に、干ししいたけはひと口大に切る。ねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りしておく。
3.フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚ひき肉を入れてほぐしながら炒め、豚ひき肉の色が変わったら2分ほど炒める。
4.(3)に(2)で切っておいた具材を加え1分ほど炒めてから豆板醤を入れて全体になじませる。
5.(4)に(A)を加えて煮立ったら木綿豆腐を入れ、小さじ2の水に溶いた片栗粉を溶きながら回し入れ、とろみが出てきたら最後にごま油を少々入れて完成。
【手羽元のスパイスソース焼き】(写真 右上)
<材料(1人分)>
手羽元 2羽
(B)
カレーパウダー 小さじ1
ウスターソース 小さじ1
クミン 少々
オーガニックパイス 少々
塩 少々
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1
<作り方>
1.手羽元に(B)の調味料をつけ込んで3時間ほど常温で置いて味をなじませておく。
2.フライパンにサラダ油を引いて、中火で手羽元を入れて4分ほどじっくり焼いたら完成。
寮母さんに伺ったところ、たんぱく質は脂質のあるものと少なめのもの(今回のメニューでは豚肉と鶏肉の手羽)と分けているそうです。脂質量をコントロールしたい選手のことも考え、豚のもも肉、鶏むね肉、ささみといったたんぱく質を摂取できるようなメニューを作ることで選手たちが自分の体調に合わせて調整できるのでいいですね!
恩師から塩田選手へ、東京オリンピックへ向けたエール
最後に、塩田選手へのエールの思いを込めて、恩師である田中先生から塩田選手へのエールの言葉を紹介します。
「彼女がいちばん理解していると思いますが、今ハンドボール界がさらに発展し愛されるスポーツになるためのいいチャンスがやってきていると思います。その責任を担って、今までお世話になった人たちへの感謝の気持ちでオリンピックで輝いてください。塩田選手らしく泥臭くチームに貢献し、体を張ってがんばってほしいです!」(田中先生)
塩田選手が夢に描いていたオリンピックの大舞台で高々にジャンプシュートを決める姿が見られますように。どうぞ皆さん、応援してください!
【取材協力】ハンドボール 女子日本代表・塩田沙代選手
(略歴)現役16年目。香川県出身。高校3年時にU-20日本代表候補に選出される。高校卒業後、2007年~2013年実業団香川銀行チームハンドに所属し、2013年~現在まで日本ハンドボールリーグ北國銀行に所属。2014年日本リーグ最高殊勲選手賞、2014年より5年連続ベストディフェンダー賞受賞。日本代表としては2010年、初めて選出され、2011年広州アジア大会で代表として銀メダルを獲得。2015年女子アジア選手権で銀メダル、2017年アジア選手権銀メダル、2018年アジア選手権で銀メダル、アジア競技大会で銅メダルを獲得。
Twitter (https://twitter.com/sayo2534)