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CATEGORY : ヘルスケア |睡眠

毎日同じ時間に眠るとやせる! 就寝時間を工夫するだけで6週間後に効果発揮

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熟睡する女性

睡眠は長さだけでなく質も大事。美容と健康のほか、「ダイエットにも大きく影響する」と海外から報告されています。ぐっすりと眠るためにいろいろな方法が考えられているなかで、毎日なるべく決まった時間に床に就くようにすると体重が減るというのです。睡眠の長さは同じでも、寝る時間を一定にしただけで体脂肪が少なくなるといいます。

監修 : 星 良孝 <ステラ・メディックス>

ステラ・メディックス代表取締役社長/編集者 獣医師  専門分野特化型のコンテンツ創出を事業として、医療や健康、食品、美容、アニマルヘルスの領域の執筆・編集・審査監修をサポートしている。代表取締役の星良孝は、東京大学農学部獣医学課程を卒業後、日本経済新聞社グループの日経BP社において「日経メディカル」「日経バイオテク」「日経ビジネス」の編集者、記者を務めた後、医療ポータルサイト最大手のエムスリーなどを経て、2017年に会社設立。https://stellamedix.jp

Contents 目次

6週間試してみた

朝まで熟睡する女性

今回の研究結果はこの3月に米国心臓協会(AHA)の学会で発表されたもの。研究グループは、太っていない(体重が標準的、体重が重めの人)37人の女性を対象に、6週間なるべく寝る時刻を一定にしてもらって、体重と体脂肪、皮下脂肪に与える影響を調べました。睡眠時間と寝る時刻は、手首に「アクチグラフィ」という活動量計測器をつけてもらって、睡眠と覚醒のパターンを記録しました。

まずふだんの睡眠時間と寝る時刻のばらつき具合について試験開始前の2週間に調査。そのうえで、睡眠時間と寝る時刻がどれくらい一定になったかを試験期間中の6週間の間に確認しました。なお、ふだんの睡眠時間は7〜9時間となっていました。

寝る時刻が一定にならなかった人と比較

熟睡する女性

こうして判明したのは、試験前の2週間と比べて6週間のうちに寝る時刻が一定になった29人は、以前と寝る時間があまり変わらなかった、または寝る時刻のばらつきが大きくなった人と比べて、体重が減ったということ。減少した体重は6週間で1kg弱。さらに、MRIなどで調べた体脂肪と皮下脂肪の量も減りました。それぞれの睡眠時間は以前と変わりませんでした。

研究グループによると、いつも一定の時刻に寝ると体内時計の安定性が高くなると指摘しています。体内時計が乱れると肥満や心臓、代謝障害のリスクが上がることがわかっており、その乱れが少なくなることで、体重を減らす効果につながるというわけです。体内時計の混乱は美容と健康の大敵。ダイエットのためには、寝る時間を一定にするのが効果的かもしれません。

<参考文献>

Better sleep habits may help reduce heart disease risk and aid in weight loss
https://newsroom.heart.org/news/better-sleep-habits-may-help-reduce-heart-disease-risk-and-aid-in-weight-loss

https://www.ajmc.com/focus-of-the-week/improved-sleep-habits-linked-with-risk-reduction-of-cardiovascular-disease-weight-loss
https://www.nature.com/articles/s41366-020-0555-1

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