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座りっぱなしで疲れた体を気持ちよくリセット! 腰痛&疲労に効く「お尻筋伸ばし」
お尻を伸ばすだけで、みるみるお腹からやせていく!と話題の「お尻筋伸ばし」。その好影響はおなか&下半身やせにとどまりません。今回は不調改善に効果的なメソッドを『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』の著者のNaokoさんに教えていただきました。最近在宅で、座ってばかりで動いてない!という人も必見です。
Contents 目次
お尻を整えることで筋肉の偏りが解消され自然と疲れにくい体に
体の土台となるお尻を整えることで、ゆがみが解消。全身の筋肉がバランスよく使えるようになり、おなかや下半身がやせていく「お尻筋伸ばし」。じつはこのメソッド、ダイエット効果だけでなく不調改善にもぴったり。
「お尻が整うことで、怠けていた筋肉が動き出すと、筋肉への負荷が分散され疲れにくい体に。筋活量が増えるので、体は疲れていないのに脳が疲れているというアンバランスも解消し、睡眠の質も向上します。また、一部の筋肉に負荷が偏っていたために起きていた腰痛や肩こり、首こりが解消する効果もあります」(Naokoさん)
今回は、デスクワークなどで腰まわりが疲れている人や、眠りが浅い、寝ても疲れがとれない人におすすめのお尻筋伸ばしを紹介します。
腰痛を予防するお尻筋伸ばし
こり固まった腰をほぐす動きです。お尻を横にずらすことで、日常生活の動作では動かしにくいお尻の中殿筋、小殿筋も刺激することができます。
1 正座をして上体を倒し腕を前に伸ばします。深々と土下座をするようなイメージで腰を丸めましょう。
2 お尻を左にずらし、それに合わせて上体を右に回します。お尻が床に落ちそうになるのを、手で床を押さえる力で引っ張りましょう。お尻の左横が伸びるのを感じて、息を吐きながらキープ。反対側も同様に行います。左右各3~5呼吸行います。
慢性疲労を撃退するお尻筋伸ばし
疲労の大きな原因は体のゆがみ。一部の筋肉に負荷が集中すると、疲れを感じやすくなります。体側を伸ばす動きで、左右差のゆがみを解消しましょう。
1 あお向けになります。体は足先までまっすぐに伸ばすこと。両手を頭の上に上げ、左手で右手首をつかみます。
2 息を吐きながら、上半身と下半身を左に曲げて全身で弓なりになります。右脚と左脚の長さを揃えようと意識し、息を吐きながらキープしましょう。反対側も同様に行います。左右各3~5呼吸行います。
こんな簡単な動きだけど、やってみるととっても気持ちがいいんです!
「座りっぱなしで疲れた~」「よく寝ているはずなのに疲れがとれない」と悩んでいる人は、ぜひおしり筋伸ばしをやってみてくださいね!
おしり筋伸ばしをもっと詳しく知りたい人は
『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹!』(学研プラス)
文/彦田恵理子