家にいることに慣れてしまうと、少しの外出でも疲れがドッと出てしまいがち。それだけ活動を制限されることは、思った以上に体を弱らせてしまうものです。元のような生活を元気で過ごせるように、免疫力を上げるためにできることを今のうちからやっていきましょう。今回は、ヘアメイクアーティスト高倉里美さんが免疫力アップのために行っていることを教えていただきました。
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食事は1日2食
若かりし頃、免疫力が低くて風邪を引きやすかったときの経験を活かして、今は食事で免疫力アップに努めています。
今の現代人は食事の量をとりすぎているという話を聞いて、食事はふだんから基本的に1日2食。胃を休ませる時間を設けると胃の消化が促され、腸活にも、美容にも、そして脳にもよいということから、このような生活スタイルをとり入れています
高倉流、免疫力アップ朝食
とくに工夫しているのは、朝食時。
朝食のみ固形物はとらないように心がけ、水分をたくさんとるようにしています。
朝起きたら、まずは白湯を1杯。
白湯を飲みながら、寝ている間に休んでいた胃と体を少しずつ起こしてあげ、次に甘酒をコップ1杯飲みます。その1時間後ぐらいに青汁を。
なぜ時間を分けているかというと、お昼まで固形物をとらないように心がけているので、空腹感を感じないようにするため。
今は自粛生活で運動もままならない状態ですが、この時間で体の中の毒素を出すために、12〜16時間の断食とストレッチをして、内臓からアプローチしています。
高倉流、免疫力アップドリンク
甘酒は米麹と米のみで作られているものを愛飲しています。甘過ぎず、ほどよく空腹感を満たしてくれるので、朝に固形物をとらない私にはぴったりのひと品。
ちなみに甘酒は、“日本のヨーグルト”とも呼ばれるだけあって、腸内環境を整え、免疫力を高める働きがあると言われています。
お気に入りの甘酒は「国菊 あまざけ」。とにかく味がおいしいので、甘酒が苦手な人にもおすすめです。
そして、甘酒と常にセットで飲む青汁のお気に入りは「ハリウッド化粧品 グリーングリーン」。
飲み続けやすい青汁で、100%オーガニックかつ国産大麦若葉100%使用という点もお気に入りのポイント。ビタミンやミネラル、酵素たっぷりの高品質で、私にとって欠かせない青汁です。
高倉流、免疫力アップ常備食
体を内側から温めることは、免疫力アップに欠かせません。なので私は、「しょうがはちみつ」を手作りして、常備食にしています。
しょうがは生のまま置いておくとすぐに乾燥してしまうので、はちみつに漬けておくと保存がききます。栄養もたっぷり! ヘルシーなのに濃厚なおいしさがあり、いろいろな食材と合わせて使うこともできます。
ちなみに夏は炭酸水で割り、冬はお湯で割って飲んでいますよ。私はしょうがが好きなので、細かく刻んで漬け込んでいます。
甘酒に青汁、そして、しょうがとはちみつ。さっそくこれらを食事にとり入れてみて、免疫力アップをはじめてみませんか?
取材・文/高田空人衣