みなさんはお布団をどのくらいの頻度で交換していますか？　私は同じ布団をたぶん20年は使っています。打ち直しや丸洗いを活用して利用しているものもありますが、毎日使うセミダブルタイプの敷布団はそのままの形で、カバーだけ換えて使用中。もうぺったんこで、起きると肩こりと腰痛が待っています。これはいかん、今年こそ布団を！と思いつつ、毎年何かしら緊急の出費があって寝具の更新はあと回しに…。

そんなある日、「ZINUS（ジヌス）」という会社がすごいらしい、という話を耳にしました。「ZINUS」。初めて聞く名前ですが、この会社のマットレスはアメリカAmazonで大人気で、日本でも購入ができるらしいのです。そして、せんべい布団１枚で寝る私の心を動かしたのは「マットレス トッパー」というもの。

「マットレス トッパー」とは、マットレスの上に敷くマットレスパッドのことで、いつも使っているマットレスにプラスして使用すると、マットレスの質が向上して睡眠の質が上がるそう。これを敷布団の上に置いて使っても、効果が得られるといいます。厚みは５cmと10cmの２サイズ展開。思い切って、厚さ５cmのマットレス トッパー（セミダブルサイズ）を試してみることに。

細長い段ボール箱で届きました。

開封すると心のこもったメッセージとともに、オシャレなメッセージカードもついていて、ワクワクしました。それにしてもこれがちゃんとふくらむのでしょうか。

圧縮されていて、まるでピタパンのよう。

ビニルを開けると、その瞬間からふくらみ始めました！

あお向けになってみると、この１枚でも十分では？と思うほど、マットレストッパーが全身をほどよい具合にキャッチしてくれます。敷布団の上に敷くとふかふかながら、いいかたさ。大きさは、家で使っているセミダブルの敷布団よりひと回り小ぶり（若干小さめ、というくらい）でした。

夜になりました。
試してみて効果がイマイチだったらどうしよう…。そんな思いは杞憂でした。まず、私が横にいないと、布団の中で、根性で目をこじ開けて待っている子どもが寝落ち。この日だけでなく、次の日も。その次の日も。

私は、うっかりスマホを就寝直前まで見てしまった夜も、トッパーに体を預けているうちに眠りに落ち、すっきり目が覚めるように。

これは、いつもの私の朝のアラーム事情です。
６：００　鳥のさえずりアラーム
６：１５　別の鳥のさえずりアラーム＋目覚ましの音楽
６：３０　さらに別の鳥のさえずりアラーム＋少しとんがった音のアラーム　←この辺でしぶしぶ起床
６：４５　さらに別の鳥のさえずりアラームとさらに大きめのアラーム……

ところがせんべい布団にZINUSのマットレス トッパーを足してからというもの、６：００～６：１５の鳥のさえずりだけで、スッと目が開くようになったのです。しかも起床後の腰痛が激減。肩こりはまだ課題として残っていますが、ひとつ苦痛が減っただけでも明るい気持ちになりました。

とはいえ、これから暑い季節。暑さ対策は必要かと思います。
私は冷感素材が苦手で、夏でも人より厚めの布団をかけるぐらいですから、マットレス トッパーの、体全体を受け止めてくれる感じが気温に関係なく好きなのですが、一緒に寝ている子どもはだんだん暑くなってきたようです。そこで、子どもの寝る部分にだけ、冷感シートを敷いています。
ちなみに「接触冷感」という、冷たい感触のジェルが組み込まれているタイプもあるようですよ。

また、本来はもともと使ってきたマットレスや敷布団にトッパーを乗せて使うのですが、私の家には汚れた服でバンバン布団に上がってくるような子どもが複数いるため、トッパーの上に敷布団を乗せるという本来的ではない使い方をしています。トッパーを上にしても下にしても、あまり感触が変わらなかったからよいかな、と…。

１枚だけで敷布団風に使う場合は、厚さ10cmのマットレストッパーがよい気がします。２つ折りにして横になったらとても気持ちがよかったです。

さて、わが家ではZINUSの恩恵に授かっていない、上の子どもが自分の分もトッパーを買ってほしい、と騒ぎ出し…。家族全員の眠りの質を上げたいけれど、収納はどうする？　眠りをめぐる問題は尽きません。

ZINUSのマットレストッパーについてはこちらです。
https://zinus.jp/mattress/category/toppers/

気になった人は、ぜひ調べてみてくださいね♪　(編集まりりん)

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FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。