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「さけの塩焼き+わらびもち」で生理痛を緩和! #コンビニちょい足し薬膳
難しい知識が必要というイメージの薬膳ですが、じつは身近な食材で簡単に実践できます。なんとなくそのときの気分で選びがちなコンビニ食も、使われている食材に注目して目的に合わせて選ぶと、あっという間に薬膳メニューに。さけの塩焼き+わらびもちで憂鬱な生理期間を穏やかに過ごしましょう。
Contents 目次
「血を作って、流す」がキーワード
生理痛の原因はさまざまにありますが、ベースとして必要なのは「血を作ること」と「流すこと」。
「血が足りない、あるいは流れないというのが、生理痛の原因のひとつ。きちんと血を作って、全身をスムーズに巡らせることは、生理痛だけでなく体の基本として大切なこと。女性は毎月生理があるので、貧血や生理痛が気になる人は、積極的にとり入れて欲しいですね」
生理痛がツラいときは…【さけの塩焼き+わらびもち】
さけは、血を作って流れもよくしてくれるので、女性にとてもおすすめの食材。生理痛は、体質によってどこから痛みがきているかそれぞれ違いますが、総じて言えるのが“血を作ること”と“流すこと”が重要です。この両方ができるのが、さけです。また、黒糖は体を温めて血を流す作用を持っているので、甘いものが食べたくなったら、わらびもちやあんみつなど、黒糖を使ったスイーツを選ぶと◎。黒糖は、砂糖の中でも体を冷やさない糖分と言われています。生理がツラいときに甘いものが食べたい人が多いですが、そんなときにぴったりです。
<生理痛を緩和するためのワンポイントアドバイス>
洋菓子は油分や糖分が多く、油分は血の巡りを妨げ、白い砂糖は体の熱を取るといわれています。冷えるということは、体の巡りが悪くなりやすいということです。生理痛緩和のためには、血をスムーズに巡らせることが大切になるので、特に生理中は避けるほうがベターです。
生理痛がツラいのはいつものこと、と当たり前と思わず、ちょっとした心がけで緩和できたり、悪化するのを防げるかもしれません。ぜひ試してみてください。
イラスト/伊藤ハムスター 文/高野瞳