暦の上では秋ですが、まだまだ厳しい残暑が続く毎日。思うように外を出歩けないうえにマスクをつけた生活では、ふだんより夏バテに苦しむ人が多いのではと感じます。このようなとき、健康のプロはどんな風にして夏バテ対策を行っているのでしょうか。「今日の作り置き」で人気の管理栄養士・中井エリカ先生に聞きました。
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常温の水で水分補給
夏バテ対策として特に意識してやっていることではないのですが、3食のご飯をしっかり食べるようにしています。
また、私の場合、真夏でも冷たい飲みものを飲まないようにしています。
これも「夏バテ対策」というよりも、私はお腹が弱いので冷たいものをとらないようにしているだけなのですが…。
それでも〈冷たいものをとりすぎると胃腸が弱る→食欲減退→夏バテ〉の連鎖が起こりかねないので、結果として夏バテ予防になっているのかなと思います。
それから最近、無印良品でミニサイズの水筒を買いました。
約200mlの容量なので、たとえばちょっとしたスーパーへの買い出しとか、すぐ家に帰ってくるような外出で持っていくのにちょうどいいサイズです(そしてこの水筒は、無印良品らしいシンプルなデザインがとても気に入っています♪)。
今の季節は短時間の外出でも喉が渇いたりするので、この水筒を買ってからは、いつも常温のお水を入れて持ち歩いています。
カフェインの入った飲みものは避ける
飲みもののことでもうひとつ気をつけているのが、カフェインの入った飲みものをあまり飲まないようにすることです。
これも、私が胃腸が弱りやすいのでそうしているだけなのですが(笑)、コーヒーや紅茶などカフェインの入った飲みものは、利尿作用があるので体内の水分を奪いやすく、夏バテや熱中症の原因になりやすいです。
左奥がカフェインレスコーヒーで、右側がカモミールとローズヒップのハーブティー、手前がしょうがの粉末です。
いつも常温の水か、これらのホットの飲みものを飲んでいます。
しょうがの粉末は、砂糖などが入っていない、しょうがだけのものです。紅茶やコーヒーに入れています。入れすぎはこれもまた胃が荒れやすくなるので注意なのですが(笑)、私は飲みもの1杯に、ティースプーン1/3〜1/2杯ほどを入れています。
しょうがの粉末は、料理のときにも、普通のしょうが代わりに使えます。粉末は保存もきくので便利です!
というわけで、なんだか飲みものについてのことばかりになってしまいました(笑)。でも、暑い時期は飲みものをたくさん飲むと思うので、その内容を変えてみるだけでもかなり体調が変わってくると思います。
ぜひ参考にしてもらえればうれしいです。