夏から秋の季節の変わり目は体調を崩しやすい、風邪を引きやすいと感じる人もいるのではないでしょうか? 夏のダメージや疲労をリセットしないまま、秋に入ると体調を崩したりツケが回ってきたかのようなダメージを感じることもあります。今回は、エステティシャンである筆者が日々の疲労をリセットするアイテムと疲労回復スープレシピをご紹介します。
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夏疲れや秋バテにおすすめのアイテム2つ
夏は気温も湿度も高く一歩外に出るだけで体力が奪われるような厳しい暑さなので、体温や体感温度を下げようと冷たい飲みものや食べものをとる機会が多く、エアコンが効いた部屋に1日中いるような生活が多くなります。
秋になると気温が低下し、夏に冷えたダメージが現れて、自律神経や体温のコントロールなどが乱れ、体調を崩したり風邪を引きやくなります。
夏疲れや冷えを秋まで持ち越さないためにもしっかりと今のうちからボディケアをしておきましょう。
1日の終わりは薬草風呂で体を温めよう
長時間エアコンの効いた室内にいることが多く、体が冷えていたり、足先やお尻、腰回りが冷たくなっていたり、肩や首がかたくなっていると感じるときはありませんか?
私のおすすめはマツキヨで売っている「生薬浴用剤 薬草湯」です。
ウイキョウ、サンシン、センキュウ、チンピ、ハッカ、カミツレなどの生薬5種とハーブ1種が入った入浴剤です。温浴効果と薬草効果によって血行促進、冷え予防、肩や腰周りの疲労やだるさを軽減させることができます。
じわじわと薬草の香りが広がるような感じです、においもきつくない印象です。
入浴後10分くらい経ったあたりからじんわりと汗が出てきて、お風呂から上がったあともしばらくポカポカしていました。
デスクワークの合間や1日の終わりに首と体を温めよう
長時間続くデスクワークや冷えによって肩や首回りがかたくなっている、なんだか体が疲れていると感じるときにおすすめなのは桐灰「あずきのチカラ 首肩用」です。
首から肩をつつむ形状になった枕の中にはあずきがたっぷり入っています。
500Wのレンジで約2分温めると、じんわり温かくなるので、その後首と肩にのせます。
肩や首にフィットするのでズレ落ちることもなく、温熱効果によって血行促進し、こりや疲労感がすっきりして気持ちがいいです。すぐに冷めることもなく、20分くらい温かいのもよいところ。
くり返し250回も使えるので経済的なことと、デスクワークの休憩中や帰宅後テレビを見ながら使用したり、簡単に日常生活にとり入れられるのでひとつあると重宝します。
次は私が温活のために作っているスープを紹介します。
疲労回復スープレシピで体の内側から温めよう
【ポカポカ参鶏湯風しょうがスープ】
お鍋に水と手羽元を入れて強火で煮込み、アクをとり除きます。
鶏ガラスープを小さじ2、ごま油小さじ2、塩少々、酒大さじ2、チューブしょうが、にんにく、鷹の爪、ねぎはお好みで入れて15分ほど中火で煮込みます。
仕上げにごまをかけるとポカポカ参鶏湯風しょうがスープの完成です。
ピリッときいたしょうがと鶏だしとごまの香りがやさしいので、食欲があまりないときや、体が冷えていたり疲れているときにおすすめです。
【すっぱ辛酸辣湯風スープ】
豚肉、にんじん、豆腐を細切りにして下準備をしておきます。
鍋に水と鶏ガラスープを小さじ2、しょう油小さじ2、みりん小さじ1、ごま油小さじ1、しょうがをお好みで入れ、具材と一緒に煮込みます。
煮立ってきたら、片栗粉小さじ2を入れとろみをつけ、溶き卵を入れたあと、酢大さじ1、ラー油小さ1/2、塩こしょう適量を入れて味を整え、仕上げにお好みで青ねぎを入れるとすっぱ辛酸辣湯風スープの完成です。
にんじんや豆腐、豚肉の食感を楽しみながら少し酸味とピリッとした辛味がありおいしいです。
今回ご紹介するレシピでなくても体の内側から温まるスープやポタージュは疲れを癒してくれるのでおすすめですよ。
夏疲れをいつまでも引っ張らない、秋に体調を崩さないためにも、日々の疲労ケア、スープで内から温めて体のコンディションを整えてみてはいかがですか?