冷えた体を温めたり、ダイエットにもよいと言われている「白湯」。いいとわかっているけど「体にどういいの?」「なかなか続かない...」「飲みやすい方法は?」と感じる人のために、今回は、エステティシャンである筆者が白湯の効果や飲み方、これを足すと飲みやすい! といったアレンジ法をお教えします。
Contents 目次
白湯の効果って?飲むタイミング、作り方、アレンジ法
「白湯」は体にいいって聞くけど、「ただのお湯でしょ?」「味がしないのは苦手」「何にどういいの?」「飲むタイミングはあるの?」と感じている人もいるのではないでしょうか? 今回はエステティシャンの私も続けている白湯のアレンジ法と白湯のよい作用をご紹介します。
まず「冷え、むくみ予防」になります。
温かい白湯を飲むことで、内臓から温まり、血液やリンパの流れがよくなったり、基礎体温が上昇することで冷えやむくみ予防にもなります。
次に「便秘解消」です。
胃や腸などの内臓が冷えると、胃や腸などの消化機能が低下することから便秘になりがちに。朝の胃腸が動き出す前に白湯を飲むことで内臓の動きが活発になり、お通じがよくなります。
飲むタイミングは、起床後もしくはお風呂上がりがおすすめ!
起床後すぐに冷たい水や熱い飲みものを飲むと、内臓がびっくりして胃や腸に負担をかけてしまいます。
人の体温に近い白湯によって内臓に刺激を与えず、ゆっくり体を目覚めさせてくれるので、気分がすっきりしたり、朝食をとりやすい、お通じがよくなると感じます。
お風呂から上がって寝るまでの間に白湯を飲むことで、体温が少し上昇し、リラックス効果や質の高い睡眠に導きます。
また、寝ている間の体温調節や呼吸による乾燥や水分不足の予防にも効果的です。
ただし、寝る直前に飲むと夜中にトイレに行きたくなって目覚めてしまうこともあるので、寝る2~3時間前がおすすめです。
<白湯の作り方>
「お水を温めるだけでしょ?」と感じている人も多いと思いますが、熱いお湯を飲むのではなく、少し冷ましてから飲むのが白湯のポイントです。
<やかんもしくは鍋で作る場合>
1.やかんもしくは鍋にマグカップ1杯ほどの飲み水を入れる
2.フタをして中火~強火にかけ沸騰させる
3.沸騰したら、フタをはずして弱火にして10分ほど温め続ける
4.10分経ったら火を止めて、マグカップに注ぎ、人肌よりも少し熱いくらいまで冷ます
<電子レンジで作る場合>
1.マグカップに飲む量の飲み水を入れる
2.500Wで2分、600Wで1分半温める
3.人肌よりも少し熱いくらいまで冷ます
白湯を飽きずに飲むアレンジレシピ
1.レモン汁
生のレモンをしぼったレモン汁でもいいし、私は市販のレモン汁を使っています。
白湯に小さじ1程度のレモン汁を入れて軽く混ぜてから飲みます。ほんのりレモンの酸味があるかな? というくらいですが、苦みなどは特に感じず、白湯がすっきりして飲みやすいです。
朝の寝起きの白湯が重たく感じる、すっきりした味わいがいい人にはレモン汁がおすすめ。
個人的な感想ですが、朝レモン汁を飲むとシャキッと目が覚めて、集中力が高まるような感じがしました。
2.はちみつもしくはマヌカハニー
白湯に小さじ1杯のはちみつもしくはマヌカハニーを入れてよくかき混ぜてから飲みます。
ほんのり甘みがあり、とても飲みやすく、リラックスできます。
個人的な感想ですが、寝起きはのどの乾燥を感じるので、はちみつやマヌカハニーのしっとり感でのどがうるおうことで風邪予防にもおすすめ。
白湯を飲んだあと腸内がグルグルと活発になり、お通じの調子もいいです。
3.しょうが
生のしょうがをスライスしたものを3、4枚入れてもよいですし、私のようにチューブしょうがを1、2cmほど入れてよく混ぜてから飲んでもOK。
しょうがは体を温める食材としても有名ですよね。少ししょうがのピリッとする味がありますが、体の内側からポカポカするような感じがあります。
チューブしょうがの場合、しょうがの果肉感も楽しめるのでしょうが好きの人、体が冷えやすい人には寝起きや寝る前におすすめです。子どものころに飲んだような懐かしい味で安心感があります。
私が飲んでみて感じたことは、すっきりした味わい、リラックスには「白湯×レモン汁」、体の冷え予防や温めには「白湯×しょうが」、お通じやのどのうるおいには「白湯×はちみつもしくはマヌカハニー」と感じました。
白湯による体の温めにプラスしてどんな効果をアップさせたいかによって味を変えてみたり、飲みやすい味を探してみてはいかがでしょうか。