みなさんは毎晩ぐっすり熟睡できていますか? ベッドに入った後30分以上寝つけない入眠障害や、夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒がある場合、またはぐっすり眠った熟睡感が得られないという方は、睡眠の効率が非常に悪い状態になっているといえます。そのため、積極的な「早寝早起き」...ではなく、「遅寝早起き」習慣を取り入れるようにすることがおすすめです。
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睡眠効率が85点未満の人は「遅寝早起き」を実践すべき!
「遅寝早起きなんて体に悪そう!」と思われがちですが、実は睡眠の効率を高める睡眠法として知られており、とても有効な睡眠改善策なのです。まずは、自分がどのくらい効率的に眠れているかを算出する「睡眠効率」を計算してみましょう。
総睡眠時間(実際に眠っていた時間)÷総就床時間(ベッドの上にいた時間)×100
【例】
- 夜ベッドに入った時間:0:00
- 朝ベッドから出た時間:7:00
- 実際に眠っていた時間:5:00
総睡眠時間⇒5
総就床時間⇒7
睡眠効率計算⇒5÷7×100=71.4
睡眠効率得点⇒71点
「遅寝早起き」習慣の正しい取り入れ方
睡眠効率点数が85点未満の場合は睡眠効率の改善余地があります。85点以下だった人は、まずは就床する時間を通常よりも遅らせて、就床時間を短縮するとこをから始めてください。すると、睡眠圧がぐっと高まり、睡眠効率も上がるはずです。
就床時間を遅くしてからしばらく様子をみて、再び睡眠効率を計算してみてください。点数が合格点である85点を超えたら、今度は15分就床時刻を早めましょう。もしも90点以上なら30分早めに就床するというプロセスをくり返すこと。そうして、あえて圧迫させた睡眠時間を少しずつ延長させ、自分に合った適切な睡眠時間を確保していきます。
自分の睡眠状況を記録するには睡眠日誌をつけるのが最も有効な方法です。私のサイトからも無料でダウンロードできるので、ぜひ活用してくださいね。