寝苦しい熱帯夜、夜きちんと眠れないと体調や生活の質にも影響してきますよね。夏バテ防止にも快眠を心がけたいところ。接触冷感など、さまざまなクール寝具が発売されていますが、今回は“エアテクノロジー”を搭載したアテックスの新製品『快眠寝具SOYO(そよ) 風ふとん』を試してみました。就寝中のエアコンが苦手な人や暑くても何か掛けて寝たいという人にもオススメです。
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寝具との密着面の温度・湿度の上昇を軽減
接触冷感のクール寝具がいろいろ販売されていますが、涼しく眠る工夫、何かしていますか? 快眠には、第一に寝具にこもった熱や湿気を逃すことが大切です。
『快眠寝具SOYO(そよ) 風ふとん』は、サラッとした肌ざわりのあるレーヨン素材のかけ布団内に風を通すファンを搭載。寝具の足元に搭載したファンが掛け布団内に風の流れを作り、寝具と密着している面の温度・湿度の上昇を軽減させ、就寝中の熱や湿気を排出してくれます。
首元にはメッシュ状になった出口があるのですが、そこからそよ風のように風が出て、心地よく眠れる仕組みになっています。
そよ風のような風が通り抜ける
レーヨン素材の生地がひんやりとしていて、そのままでも薄手で涼感がある掛け布団です。足元のファンの近くにスイッチがあり、一度押すと6時間、2度目は7.5時間、3度目は9時間というように、タイマーになっています。朝方、温度が下がるころは6時間、朝からしっかり暑いというときは9時間にしてもいいですね。
スイッチを入れると、ふんわりと布団が膨らみ、羽布団化していきます。上に掛けて寝ると、軽くてたしかに風が通り抜けていくような爽快感が。首元に当たる風はエアコンやサーキュレーターよりもやわらかで、本当にそよ風のように、そよそよとやさしい肌当たりです。ファンの音はサーキュレーターや扇風機くらい。
暑いときは何をしても寝苦しいものですが、あまりに涼感を追うと逆に寝冷えしたり、夏風邪のもとなったり。エアコンやサーキュレーターだと、少し冷風が強すぎると感じる人や夏でも何か掛けて寝たい派の人にいいですね。熱帯夜では、エアコンで部屋の温度を保ちつつ、この布団で風を感じつつ、さわやかに眠るのがいちばんよさそうです。
快眠寝具SOYO(そよ) 風ふとん
サイズ・重量:(約)W1,400×L2,000mm(ファン厚み60mm)/ 約1.4kg
19,800円(税込)
文・写真/庄司真紀