人間に必要な5大栄養素として知られているのは、糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルですが、最近は第6の栄養素として食物繊維、そしてさらに第7の栄養素として「フィトケミカル」というものの存在が注目されています。今日は野菜の色がアンチエイジングにつながるお話です。
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カラフルな「色」を食べることが健康につながる!?
フィトケミカルとはギリシャ語の植物を意味するフィト(Phyto)と化学=ケミカル(chemical)から「植物性化学物質」のことで、その種類は発見されただけでも1,000種類、未発見のものを入れると1万種類もあるとも言われています。動き回ることができない植物は、自らを守るために虫が嫌う香りや苦み、太陽光線に負けない色といった化学物質をつくりだしてきました。
これらフィトケミカルは、その強い抗酸化力や抗菌作用から、人の体に入るとアンチエイジングや免疫力アップなどの働きをしてくれると言われています。名前の「フィト」も、「ファイト」とも読めますので、「ファイトケミカル」ってなんだか元気になれそうですよね!
フィトケミカルの色は虹のように、赤・橙・黄・緑・紫・黒・白と7つの色があります。あなたが食べたいと思う色の野菜や果物は、実はあなたの体が必要としているフィトケミカルを教えてくれているのかもしれません。カラフルな「色」を食べることが健康につながるのだとしたら、もはや「医食同源」ならぬ、「医色同源」ですね!
気になる野菜はぜひ今日の食卓に取り入れてみましょう。
次のページでは、アンチエイジングにおすすめな野菜や果物を紹介していきます。