CATEGORY : ヘルスケア |不調
足刺激を続けたら頭痛・むくみが激減。足裏で地面をつかむ感覚が身につき、立ち姿まできれいに!
足から全身に働きかけることで健康的な毎日を生み出す「足ウェルネスⓇ」というライフスタイルを提唱している足のひと 鈴木きよみさん。今回のモニターのimoanさんは、足相診断の結果、足裏に筋肉が少なく冷えやすいことで肩こりがひどくなっていることがわかりました。3週間の足刺激生活で、巡りのいい体を実感できたのか、くわしくレポートします!
Contents 目次
朝夜のヨガ前に足刺激をしたら運動効果もアップ
imoanさんの足刺激の様子を教えてください。
imoanさん:「朝起きて、歯磨きと洗顔が終わったあとと、夜のお風呂上がりにフットケアローションをぬって、少しまったりしてからのタイミングで足刺激をしました。もともとヨガを行うオンラインサロンに入っていて、朝と夜に運動習慣があったので、ヨガの前に10分以内で足刺激を行っていました。足裏刺激をしてからヨガを行うことで、体が動かしやすくなることを感じました」
今までも続けていた運動習慣と足刺激を組み合わせることで、相乗効果が感じられたのですね!
自分で刺激したときの足の感覚はいかがでしたか?
imoanさん:「最初に刺激する基本のゾーンである腎臓・輸尿管・膀胱のゾーンは、ゴリゴリとした手ごたえがありました。足刺激を始めて2週間が過ぎたあたりから、そのゴリゴリはなくなってきました。僧帽筋のゾーンである薬指と小指のつけ根はとにかく痛かったです。肩こりがひどかったので、僧帽筋のゾーンがだいぶ固くなっていたのだな、とわかりました」
足刺激を毎日続けるコツなどがあったら教えてください!
imoanさん:「足刺激はオイルを使用して行いましたが、朝と夜とで使うオイルを別にして、気分を変えるようにしました」
朝と夜で香りの種類を変えれば、足刺激の内容は同じでも、気分がリフレッシュできそうですね!
imoanさん:「また、休日など時間のあるときには、きよみ先生の書籍『すべての不調は足裏を見ればわかる!』を見ながら、いろいろなゾーンの足刺激をしてみました」
imoanさんのように、そのときどきの体調を見ながら、刺激するゾーンを増やしていけば、自分で不調のケアができるようになります。本格的な不調になるのを予防することにもつながりますよ。
足刺激を始めて1週間で、むくみが減ったことを確信!
足刺激を始めて、最初に変化を感じたのはどんなことでしたか?
imoanさん:「きよみ先生に足相診断と施術をしていただいた帰り道に、指先が地面をとらえられているのを感じたので、すぐに指先が使えるようになっている実感がわきました。
ところが、靴を脱いで家に入ったときに、タイツの中で窮屈に縮んだ指をみて、こんなに縮こまってしまったのかと、衝撃を受けました! それ以来、タイツや靴下をはくときは、つま先にゆとりをもってはくようにしています」
指先を伸ばしてストレッチすることも、足から巡りをよくするために効果的です。足先が冷える人は、タイツや靴下のつま先にゆとりを持たせてあげましょう!
imoanさん:「足刺激を始めて1週間くらいで、むくみの頻度が減っているかな、と感じるようになりましたね。モニターの体験期間は仕事の決算時期でもあり、毎日忙しくて残業も多かったのですが、以前のように『疲れた! だるい! もう何もしたくない!』とはならなかったです! 疲れて帰ってきても、足裏刺激をすると足の疲れがとれて軽くなって、翌日に持ち越さない気がします。朝も足刺激をしてから活動するので、気分がシャキッとします。今では、ほとんどの症状が改善されて来ているように感じ、足刺激を毎日続けることの重要性をひしひしと感じています」
疲れたときこそ、足刺激をすることで、翌日も疲れを残さずスッキリと過ごせます。足刺激の基本部位である。腎臓・輸尿管・膀胱ゾーンだけでもいいので、刺激してみてくださいね!
3週間で、しっかりと地面を踏みしめられる足へと変化
指先が小さく指も細いimoanさんは、足先がしっかりと使えていないことで、全身の巡りが滞り、肩こりやむくみを起こしやすいということでしたね。もっとも悩まされていた肩こりについては、今はいかがでしょうか?
imoanさん:「以前は毎日のように肩こりや首こりがありましたが、週に1~2回、金曜日などの仕事の疲れがたまったときに感じるくらいです。今はすごくツラいなと感じる日は、ほとんどなくなりました! また月末になると仕事が忙しく、肩こりや頭痛がひどくなることが多かったのですが、肩こりはまだあるものの、頭痛はなくなったのでこれも効果なのかな?と感じています」
足先への刺激はどんなことを行ったのか、教えてください。
imoanさん:「冷えをとるためには、足先への刺激をしっかりと与えるように、というアドバイスだったので、歯磨き中のかかとの上げ下げ運動や、通勤の自転車をつま先でこぐこと、電車に乗っているときはつま先立ちをすることを意識しました。今までは、指先があまり使えていなかったのか、足裏の僧帽筋のゾーンにかかる負荷が大きく、長く歩いたときなどに痛みがありましたが、今ではバランスよく使えるようになったのか、足が疲れにくくなったと思います。足裏でしっかり地面を踏んで歩けているなと感じます。3週間、毎日足裏刺激を行って、しっかりと足裏全体で立つという意識ができたので、立ち姿勢までキレイになった気がします。またヨガのポーズをするときも、しっかり地面をとらえて立てるので、ぐらつきが少なくなりました」
足裏の感覚がだいぶよくなり、立ち姿までキレイになれたというimoanさんの足相は、どう変化しているでしょうか? きよみ先生にお聞きしましょう!
きよみ先生:「足刺激前に比べて、足裏全体に張りがあり、特に指先にツヤが感じられますね! 足幅の変化に注目してください。以前よりも足の横幅が広くなっています。これは、足裏をしっかりと刺激して歩けていることの表れです。足先の使い方がよくなって、しっかりと地面を踏みしめられる足に変化しています」
もうひとつ、注目したいのが指先です。以前は、指先が曲がってハンマートゥになっていましたが、現在は自然にまっすぐ伸びています。この変化も、足先で地面をとらえやすくなったこととつながるそうですよ!
きよみ先生:「以前に比べて、足の内側側面のアーチがくっきりとして、両足のカーブが整ってきています。ここは腰のゾーンがあるので、腰を正しく使った、いい歩き方ができているサインですね!」
imoanさんが自覚していた通りに、足裏の感覚が変化していることを、足相からも確認することができました。このまま足刺激を続けていけば、全身の巡りがさらによくなり、肩こりがもっとラクになりそうですね!
最後にモニター生活を終えた感想をお聞かせください。
imoanさん:「足先で地面を踏む感覚は、施術の帰り道にすでに効果を実感できたので、常にこの状態をキープしよう!というモチベーションになりました。足相から体の悩みが的確に見抜かれたので、足裏の大切さをとても感じましたね。自分の体を支えてくれている足裏を、これからも労ってケアしていかなきゃなと、強く思っています」
足先を中心とした刺激をくり返すだけで、冷えによる肩こりや頭痛、むくみから解放されることがわかりました。同じ悩みを抱えている人は、足刺激を始めてみませんか?
取材・文/牧内夕子
鈴木きよみ先生の足相学が1冊にまとまりました! 足をチェックするときに欠かせない、ゾーンMAPをはじめ、足の形、色、しわ、温度などのチェックポイント、各症状別の足相、そしてそれを解決すべきゾーンセラピーの方法などがわかりやすくまとまっています。初めてご自分の足裏を見るという方にも、足裏のケアを続けてきた方にも、すぐに役立つ1冊です。ご自身の体調管理を、足裏から始めてみてはいかがでしょうか。全国の書店、ネット書店で販売しています。
『すべての不調は足裏をみればわかる!』(ワン・パブリッシング刊)