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自分が眠くなるトリガー(引き金)を見つける
早寝を習慣にしたいけれど、なかなか寝つけない場合は、どうすればいいのでしょう? 寝つきをよくするには、スマホやテレビを見ないほうがいいと聞きますが…。
「あまり神経質にならず、自分が眠くなるトリガー(引き金)を見つけるのがよいと思います。スマホで文字を読んでいるうちにウトウトしてくる人もいますよね。また、お気に入りのぬいぐるみを抱く、真っ暗にして無音するなど、眠くなるトリガーは人それぞれです。私の場合、テレビの音を小さくして流しておくとよく眠れるんです」
また、リラックスする香りをかぐことで心地よく眠りに入れるそう。
「好きな香りをかぐと副交感神経が働いてリラックスし、眠くなります。お気に入りの香りのアロマをたいたり、ノンカフェインのハーブティーやフレーバーティーを飲んだりしてもいいですね。私はグレープフルーツ、ピーチなどフルーツ系のお茶が気に入っています」
寝る前に何をするとリラックスしてスッキリ目覚められるのか、自分を知ることが質のいい睡眠につながるそうです。
早寝&朝トレで代謝のいい体に
八木さんの生活リズムを聞くと、早めに就寝して、朝にトレーニングをするメリハリが美ボディの秘訣になっているそうです。
「平日は、だいたい24時までに寝て、6時に起き、6~7時間は睡眠をとっていますね。最近、パーソナルトレーニングのセッションも朝を希望される生徒さんが増えているんです。それで私もどんどん朝型の生活になっています」
「早寝&朝トレの習慣は、一度試すとハマッてしまう人が多い」と、八木さん。
「朝から追い込んでトレーニングするのですが(笑)、みなさん元気になります。朝に運動すると血流がよくなって頭が冴え、仕事の効率も上がりますよ」
八木さんはフィットネスが盛んなオーストラリアでも指導されていますが、夜よりも朝のジムのほうが混んでいるそう。
朝からジムに行くのが難しくても、早寝を習慣にしておうちで朝トレをすることからはじめてもいいですね。日中に運動して活動し、夜はリラックスモードになるメリハリが快眠につながりそうです。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/斎藤節子 取材・文/掛川ゆり