お茶と名のつくものは世の中にたくさんあります。緑茶をはじめ、紅茶、ハーブティ、中国茶…それぞれにも種類があり、数えきれないほど。そして味がおいしいだけではなく、薬効的なところも魅力のひとつです。飲んで、どんぴしゃ、すぐによくなるとかではないけれど、ティータイムとして楽しんでいるものが、予防や症状の緩和に一役買ってくれたら、こんなにお得なことはありません。今回は最近とり入れ始めた見た目もきれいな中国茶をご紹介します。
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最近、ハーブティをはじめとした薬効的なお茶にハマっています。昨年末にFYTTEで開催したイベント時のサンプリングでエンハーブのハーブティがあったのですが、そのおいしさに魅了され、ふだんはし好品としてコーヒーをとることが多いのですが、目的をもってお茶を選ぶことの楽しさを覚えました。
そうなると、この春の時季、つらい症状に悩まされることが多いので、薬などでいろいろケアしながらも、目や鼻を少しでもラクにしてくれるようなお茶はないかと探していたところ、胎菊(タイジュ)という中国茶を知りました。漢方の先生がすすめていたりもしたので、気になったこともあります。初めて聞く名前のお茶の種類でした。ようは菊のつぼみなのですが、こちらが中国では不老不死のお茶と言われるほどのパワーをもっているらしく、なかでも目のトラブルによいということで、ネットでいろいろ見ながら購入しました。どうしても春は目のかゆみは避けられない症状ですし、眼精疲労などにもいいとあることから、惹かれました。最近1日作業をすると本当に夜には目が痛くなるほど疲れてしまうので、目薬以外になにかできないかと思ったのです。目のまわりをマッサージしたり、目を温めたりと外からの刺激は行っているのですが、飲みもので多少なりとも緩和できたらうれしいですよね。
菊のつぼみだけでどんな味わいに?このまま飲むの?と気になるところでしたが、こちらにお湯を注ぐだけで、つぼみが少し開き、うっすらやさしい色合いのお茶がはいります。なんとなく菊の花の香りも感じますし、味はやわらかい甘さを感じる落ち着いたおいしさがあります。飲み続けても飽きのこない、シンプルな味わいです。緑茶などにプラスして飲んでもいいとありますが、私はこのシンプルな味にハマってしまい今は単独で飲んでいます。
もちろんこのお茶をとり入れて、ピタッと目のかゆみがなくなった、目の疲れがなくなった、というわけではないのですが、おいしく飲んでいるものが、やさしく効いてくれているとしたら、こんなうれしいことはありません。これまで花粉症状によいと聞いて飲んでみたお茶は、多少なりともクセがあったので、ちょっと我慢して飲んでいたところがありましたが、これは日常的に飲むお茶としてもなんの違和感もないところがいいですよね。きっと春が終わっても、飲み続けることになるだろうと思っています。知れば知るほど奥深いお茶の世界。これからも知らないお茶にたくさん出会って、影響を受けそうです。(編集長ホボ)
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FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。