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CATEGORY : ヘルスケア |メンタル

気持ちのいい季節のはずなのに、気分がのらない、体調が悪い人は…五月病かも?

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職場で頭痛に悩む女性

皆様こんにちは!
インナービューティープランナー&ホリステックビューティーアドバイザーの阪部由佳です。
春は、出会いと別れの季節ですね。四月から心機一転、入学や就職、そして転職し新しい職場で働くという方が多いのではないのでしょうか?
また、人事異動や転勤などで環境が変わる方もいるでしょう。しかし、新しい環境に慣れていなかったら、体調を崩したり、憂うつな気分になってしまうのではないでしょうか?
それが、「五月病」です。
そこで、新生活で楽しく過ごすために、「五月病」の原因と症状、そしてアドバイスを考えていきますね。

監修 : 阪部 由佳

インナービューティープランナー、ホリステックビューティー検定2級、栄養士。
インナービューティーダイエットクッキングサロン大阪でサポート講師を勤め、二十四節気を基にライフスタイルや新月満月に興味がある。

Contents 目次

五月病とは?

五月病は、主に新入生や新入社員の方が、新年度の四月に入学や就職、異動、一人暮らしなど新しい環境への期待があり、やる気はあるものの、その環境に適応されないでいる人によってはうつ病に似た症状が、しばしば五月のゴールデンウィーク明け頃に心身の不調となって表れることを言います。

五月病の原因

(1)新しい環境についていけない
新しい職場の仕事が合わない、残業が多い、ノルマが厳しい、また転勤に伴う引っ越しや単身赴任などの職場環境や生活環境の変化がストレスの原因になりやすいと言われています。

(2)新しい人間関係とのつき合いがうまくいかない
新しい職場先や転勤先で上司や同僚、先輩に質問や相談がしにくいこともあり得ます。また、人間関係の中に溶け込めないことや職場の雰囲気に馴染めないことで環境のストレスとなってしまう恐れがあります。

(3)思い描いていた理想と現実のギャップが埋められない
新しい職場先や転勤先で自分のキャリアが活かせないことやスキル不足を痛感するなど、異動や転職前後で仕事や職場のイメージが違い過ぎることでショックを受けやすくなると言われています。

五月病の主な症状として

ベッドの上で体調が悪そうな女性

五月病になると、どのような症状になるのかをご紹介します。以下のどれかに当てはまるという方は五月病の疑いがあるかもしれません。

  • 睡眠障害
  • 免疫力の低下
  • 頭痛・腹痛
  • 食欲不振
  • めまい
  • 学校や会社へ行きたくなくなる
  • イライラする
  • 焦りや不安を感じる
  • 何もするにも面倒くさくなる
  • 周りのことへの興味や関心がなくなる

特にかかりやすい方の特徴は、「強い責任感」「几帳面」「完璧主義」「強い忍耐力」「理想が高い」などが挙げられています。しかし、近年ではこれらに当てはまらない人でも発症していることもあります。「自分もかかってしまう可能性がある」ということを認識しておいたほうがいいでしょう。

五月病にならないためのアドバイス

デスクで野菜たっぷりのサラダを食べている

(1)会話でストレスを解消しましょう
同級生や会社の同僚、家族や友だちなどのコミュニケーションの機会を大切にしましょう。悩みを話すことでストレス解消につながります。一人で食事する「孤食」はなるべく避け、リラックスできる時間を増やしていきましょう。

(2)栄養バランスのとれた食事とストレスに負けない食生活を心がけましょう
食事は、「主食・主菜・副菜」を組み合わせるように意識していきましょう。不規則で偏った食生活や食事内容は、脳内の栄養不足を招き、感情をコントロールする神経伝達物質のセロトニンが不足する恐れがあります。セロトニンは、動物性タンパク質に多く含まれるトリプトファンを原料に合成されます。

また、「抗ストレスビタミン」とも呼ばれるビタミンCは、ストレスの対処により消耗する副腎皮質ホルモンの合成をサポートします。ビタミンCに多く含まれる主な食材は、キャベツ、トマト、グレープフルーツ、イチゴなどが挙げられます。また、豚肉や卵、玄米に多く含まれるビタミンB1は、心の安定化に有効であることや神経伝達物質の合成を盛んにしてくれるトリプトファン、フェニルアラニンが多く含まれています。トリプトファンは不眠症やうつ症状改善、フェニルアラニンは精神安定や抗うつ作用もあると言われています。

(3)良質な睡眠を心がけましょう。
睡眠の主な役割は、大脳と身体の疲労回復、記憶の整理と固定、成長ホルモンの分泌、ストレスの消去が挙げられます。睡眠の質を上げる為に、「規則正しい生活で体内リズムを整える」「日中は活動的に過ごす」「消化が良く刺激の少ない食事を摂取する」「ストレスをため込まない」「就寝の1時間前はパソコン、テレビ、スマートフォンの電源を切る」などの生活習慣を身につけましょう。

(4)学校や仕事の休みの日の過ごし方を見直していきましょう
休みの日は、自分の好きなことに時間を費やしましょう。ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動を行うことで、感情をコントロールする神経伝達物質のセロトニンの分泌が促されます。

春は楽しくて大変な時期でありますが、一日を大切にしていくと五月病に乗り越えられます。口角を上げていきましょう。

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