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[体験&メソッド]心に抱いた不安から来る手足のしびれ。全身の力をゆるめる足刺激のセルフケアで血流がよくなり夜はぐっすり!

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[体験&メソッド]心に抱いた不安から来る手足のしびれ。全身の力をゆるめる足刺激のセルフケアで血流がよくなり夜はぐっすり!

足から全身に働きかけることで健康的な毎日を生み出す「足ウェルネスⓇ」というライフスタイルを提唱している足裏研究家の鈴木きよみさん。足裏に表れる表情を読み解き不調の原因を見出す、先生の足相診断をレポートします。今回のモニターさんのお悩みは仕事が多忙でなかなか体を休めることができず、「手足のしびれ」が続いていること。その解消のカギとなる、体の3つの流れをよくする方法と、3週間のセルフケアの結果をお伝えします!

監修 : 鈴木 きよみ (足のひと®)

足のひと®(足読み師/足裏研究家)
https://kiyomi-suzuki.jp/ 
「めん棒ダイエット®」考案者
東京・自由が丘を拠点に30万人以上の足を診てきた経験豊富なセラピスト。足を見て全身の不調を探る診断法「足相診断®」と、足学に基づき不調を整える技術「きよみ式ゾーンセラピー®」を確立。足と体のつながりに着目し、高齢化社会に向けて「歩ける寿命」を延ばし、人生を楽しむためのライフスタイルとして「足ウェルネス®」を提唱。
著書に「めん棒ゾーンセラピーですぐやせっ!」(学研)、ほか多数。
また、現在は施術のかたわら、より多くの方に自分自身で不調や未病を改善してほしいという想いから、公式LINEやオンラインサロンにて誰でも簡単にできる「足読み法」や「養生法」を発信。
https://lin.ee/M6g8BnO

インスタグラムやTikTokでも足ウェルネスの最新情報、足相や足刺激テクニックをわかりやすく解説中です。ぜひご覧ください!
https://www.instagram.com/anpiel_kiyomi/
www.tiktok.com/@kiyomi_anpiel

Contents 目次

指先が三角形の人は神経過敏になりがち

今回のモニターは、ファッション関係の仕事をしている35 歳のEAさんです。サロンでの足相診断には、忙しい仕事の合間を縫っての参加となりました。

EAさん:「デザインの仕事をしていて、終わるのが夜遅くなることもあります。デザインを考えるために、常に頭を使い続けているせいか、交感神経が働きすぎていて、うまく休むことができていないと感じています。

左側の腕から足にかけて、じんわりとしたしびれがあり、ひどいときはめまいがすることもあります。ふだんは処方された薬を飲むと、症状が落ち着くのですが…」

きよみ先生:「しびれについては、きちんと診察を受けているということですね。
EAさんの足の特徴をみると、子どものときから敏感な気質だったようですが、いかがですか」

EAさん:「はい、子どものときから神経質で、いろんなことが気になってしまうタイプです。それがストレスで、幼稚園や学校に行くのも苦手でした」

きよみ先生:「EAさんの足は、つま先の形が三角形になっていますね。これは若いときからずっと戦闘モードで頑張り続けている足の特徴なのです。

高いヒールの靴などをはくことで起こる外反母趾であれば、靴に当たる部分に角質がつくはずですが、EAさんの足には角質がついていません。靴が原因ではないのです。

神経の過敏な人に多く見られる指先の形でもあります。ご自分の気質について、悩まれたこともあったのではないですか」

EAさん:「はい、20代の半ばには胃炎になってしまったこともあり、なんとかしなければ、という思いがありました」

足の特徴からもわかるように、神経質になりやすいタイプだというEAさん。心の不安から、全身がこわばってしまうことで、手足のしびれにつながることもあるそうです。

体調を左右する3つの流れとは?

きよみ先生は、EAさんの足相を診断しながら、足裏をほぐすように刺激していきます。

きよみ先生:「手をぶらぶらと動かしてみてください。どんな感じですか」

EAさん:「施術していただく前よりも、動きがやわらかく、ふんわりと軽くなった感じがします。血液が流れ出したような…」

きよみ先生:「東洋医学の考え方では、人間の体の中には気血水という、3つの大きな流れがあります。気は自律神経、血は血液、水はリンパの流れです。この流れが滞ると、体の不調や病気の原因になります。足を刺激すると、この3つが一緒に流れ、体内で巡りはじめるのです。

EAさんが悩んでいるPMSや気象病などによる不調は、3つの流れのうち、気の流れが滞ることで悪化しやすくなるのですよ。

また、左足は生まれ持った天性の体質を表し、右足は現在の体質を表す、といわれています。EAさんの足は、左足により強く不調のサインが出ていますね。これは、EAさんの体が本来持っている体質を、もっといいものに変えようとしているメッセージなのだと、プラスにとらえてみましょう。

足刺激をこれから1か月続けて体の巡りをよくすると、体調がだいぶラクになってくるはずですよ」

最近体の調子がよくないな、と感じる人は、気血水の3つの流れを意識して、足刺激を続けてみましょう!

巡りをよくして緊張をほぐす足刺激テクニック

過敏な気質によって、自律神経が乱れて体がこわばりやすいEAさんに、おすすめの足刺激テクニックをご紹介します。

【腎臓~輸尿管~膀胱の反射区をプッシュ】
腎臓・輸尿管・膀胱の反射区を流れで刺激します。先ほどお伝えした「気血水」の3つの流れをよくする、基本の足刺激部位です。

●腎臓・輸尿管・膀胱の反射区

オイルやクリームをつけ、ツボ押し棒を使うとしっかりと刺激することができます。

【足裏全体と親指をしっかり刺激する】
足裏全体は手やツボ押し棒を使って、ゴシゴシと刺激します。

とくに脳の疲れや心の緊張をほぐすために、脳の反射区がある親指はしっかりと刺激しましょう。
親指を手のひらで包み込み、しっかりともみほぐします。つけ根から指先に向かって強めに指を握り、もみ上げていきます。
さらに親指全体を、ツボ押し棒の先を使って、ゴシゴシと強めに刺激しましょう。足裏がポカポカと温まるのを実感できると思います。

きよみ先生:「足刺激をしたあとは、水分補給のために温かいお茶か白湯をしっかり飲むようにしてくださいね!」

心身を支える「足」から体を変えよう

だんだんとリラックスしてきた様子のEAさん。足裏の感覚はどのように変化しているでしょうか?

EAさん:「ふわーっと流れがよくなり、体も温かくなってきました! かたかった足首がよく動きますね」

EAさんの足裏の変化がこちらです。

●足刺激前の足裏

●足刺激後の足裏

足刺激前は少しくすんだ色の足裏でしたが、足刺激後は、きれいなピンク色の足裏になっていますね!

きよみ先生:「足は英語で『ソール』といいますが、魂も『ソウル』で同じ音です。昔の人は、足に魂が宿ると考えていたのです。足を清めたり、ふれたりすることは、心に元気をもたらし、勇気を湧かせてくれるのです。

EAさんも子どものころからの気質や体質を変えるきっかけとして、足刺激を続けてみてくださいね」

このあと、EAさんには3週間の足刺激を続けてもらいました。手足のしびれはどのように変化したのでしょうか。さっそく見ていきましょう!

足刺激を続けて体と心のつながりを体感できた

仕事が忙しく、なかなか体を休めることができず、「手足のしびれ」が続いていたEAさん。前回、サロンできよみ先生に足を刺激してもらっている間のことが、とても印象的だったそうです。

EAさん:「足先から、ふわっとなにかが流れた感覚がしたことが、とても印象に残っています」

足刺激をすると、東洋医学では気血水と言われる、自律神経・血液・リンパの3つの流れが巡り始めるので、そのように感じられたようですね!

EAさん:「今回、自分でも足刺激をしてみて感じたことは、体と心はつながっているということです。血流がよくなり、手足が温かくなり、眠りが深くなり、食欲が増えました。エネルギーが出てくるので、体だけでなく心も元気になりました」

足相診断でEAさんは、つま先が三角形をしていたため「常に戦闘モードで頑張っている足」だと言われていました。半面、神経が過敏になりがちで、体の緊張がとれにくいと話していたので、足刺激で体の流れがよくなり、心まで元気がわいてきたことは、うれしい報告です。
ここからは、ご自宅での足刺激の様子や、効果実感をお聞きしていきます!

体がポカポカして食欲がわいてくるのを実感

お仕事がとても忙しそうですが、足刺激をどのように生活にとり入れましたか?

EAさん:「仕事の繁忙期が重なってしまったので、足刺激は週3回程度行いました。就寝前の午前0時〜1時前後に20分程度やるようにしました。

腎臓と肝臓の反射区の部分に、特に強い痛みがあり、輸尿管の反射区を流すように押すと、ややごりごりと感じました。また、足の指とつけ根にも痛みがありました」

EAさん:「いつも手足がひんやりと冷たいことが多いのですが、足をマッサージした直後は、足だけでなく手も温かくなりました。

自律神経のバランスをくずしてから、眠りが浅いことが悩みだったのですが、足刺激をした夜は、眠りが深かったように思います。逆に朝もまだ眠たく感じて、起きづらい日もありました」

手足のしびれや肩こり、腰痛などの体調に、変化はありましたか。

EAさん:「手足のしびれには、まだ変化を感じられていません。
肩こりや腰痛は、寝ている間に筋肉の過緊張があるためか、起床時に症状を強く感じていました。それが、足刺激をした翌朝は、ややラクになっていると感じました。

また、生理が始まると食欲がなくなり、食べないことで貧血のような症状になることが続いていたのですが、以前より食欲がわくようになりました。同じ時期に気持ちの落ち込みがひどいのですが、そちらのほうはまだ改善はありません」

きよみ先生によると、体調の変化には時間がかかるものもあるので、足刺激を始めたからといって、すべての不調に対してすぐに効果が実感できるとは限らないそうです。特に、自律神経のバランスを整えることは、長い時間がかかることが多いそうなので、焦りは禁物ですね!

頑張らなきゃ!と力んでいた体がゆるみはじめた

それでは、足刺激を3週間続けて、足相がどのように変わったのかを、きよみ先生にみてもらいましょう。

きよみ先生:「体に力が入りすぎていたEAさんですが、いい意味で力が抜けてきているようですよ! 右足の内側の画像に注目してください。親指のつけ根から指先の角度が、足刺激前はかなり反っていますね。3週間後の足は、力が抜けて、本来の形に戻ってきています。左足のほうも、右足ほどではありませんが、同様の変化がありました」

きよみ先生:「親指のつけ根の出っぱりも、少し改善してきているようです。これまで、無理をしてでも頑張ろうと力んでいたものが、今はゆるんできているようですね。自分を受け入れ、自然体でいようと努力されていることが、この足相から伝わってきます。
今は三角形になっているつま先も、だんだんと元に戻ってくるはずです」

骨格を変化させるまでには、時間がかかるそうなので、これからも足刺激を続けていくのがいいそうですよ。

きよみ先生:「足刺激のモニター前の足裏は、色が均一ではなく、まだらになって見えます。3週間後の足裏は、ピンク色で均一になってきているので、血色がよくなっているのがわかりますよ」

【モニター開始前】

【3週間後】

きよみ先生:「今はまだ、そこまで体調の変化が感じられていないかもしれませんが、足相はちゃんとよくなってきています。足刺激を続けながら、時間をかけて、ゆっくりと足相が変わっていくのを見ていきましょう!」

いちばんのお悩みの手足のしびれは、まだよくなっていないということでしたが、セルフケアを行った3週間で足相には、ちゃんと変化が起きていました! 「足刺激は日々の積み重ねが大切だと感じた」というEAさんには、ぜひ、このまま足刺激を続けていって欲しいと思います。

取材・文/牧内夕子 イラスト/湯沢知子

鈴木きよみ先生の足相学が1冊にまとまりました! 足をチェックするときに欠かせない、ゾーンMAPをはじめ、足の形、色、しわ、温度などのチェックポイント、各症状別の足相、そしてそれを解決すべきゾーンセラピーの方法などがわかりやすくまとまっています。初めてご自分の足裏を見るという方にも、足裏のケアを続けてきた方にも、すぐに役立つ1冊です。ご自身の体調管理を、足裏から始めてみてはいかがでしょうか。全国の書店、ネット書店で販売しています。

『すべての不調は足裏をみればわかる!』(ワン・パブリッシング刊)

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