20代の頃は感じることのなかった足のむくみ。30代になり、座りっぱなしで残業して夜遅くに帰ると、足がむくんでつらいなと感じだし、40代以降は、むくみがある程度日常化してきました。しかもここ最近は、何か別の原因があるのでは?と疑いたくなるほど、夜に限らず1日中、足がむくんでいて、かなり気になっていました。しばし真面目に自分の体に向き合ってみたところ、その原因と対策がはっきりとわかってきたのです。
Contents 目次
「足がずいぶん、むくんでますね。今日、何してました?」と、週末に通っているピラティスのとき、先生が私の足を見て言うことがあります。だいたい、土曜日のお昼過ぎくらいにレッスンに行くので、夕方~夜のむくむ時間帯でもないのに、です。靴下の痕がびっちりついていて、自分でもびっくりします。洗濯とか掃除とか日常の活動くらいはしていたけど、あとは家でソファに座って動画を観ていた、なんてことが多いときに限ってそうなります。
さらに最近では、1日中座りっぱなしで仕事をしていると、日中から足がむくんできます。おおよそ座っての作業が1日の就業時間の8~9割を占めていることもあって、以前なら夕方からむくみ出していたのが、今では午前中からむくんでいる、なんていうことも。座りっぱなしももちろんですが、そもそもの脚の筋力不足、運動不足などもあってのことだろうと思いながらも、あまりにひどいので、何か別の病気なのではと恐ろしくなるほどでした。生理前後だからかな、とか、更年期も入ってきているのかな、とか考えたり、塩分やアルコール、夏のせいもあっての水分のとり過ぎかな、とかいろいろ思い悩みました。
お風呂では念入りにマッサージしたり、座って作業しているときも、かかとの上げ下げ運動などをしたりして少しでも足を動かすようにしたり、夜は足枕をしてみたり。それほどまでにちょっと気になる症状のレベルにまで悪化していたわけです。
そんななか、夏休みで旅行に出かけました。行きの飛行機を降りた瞬間、足はパンパン。もう最悪の状態だったのですが、「よし、今日からは旅先でいっぱい歩こう」と心に決め、そこから過ごすこと1週間ほど。車での移動もそれなりありつつも、海辺や森林、植物園や滝見物など自然の中をたくさん歩いたり、街中のお店を見ながらあちこち歩いたり、毎日1万3000~5000歩ほど歩くことができました。私は通常の生活だと7500歩が目標数値になっていて、普通に出勤しランチとか帰りにスーパーに立ち寄るとクリアできるレベルです。1万歩を超えるのはその工程にプラスして別の外出があるとき、在宅勤務をしていてスーパーに行くくらいだと3000歩もいかないレベル。たしかにひどい…。とにかく最近は冷えた室内で座りっぱなりで作業をずっとしていることが多く、暑くて外にも出たくないし、本当に「歩く」ということをしていなかったんです。
そのため、旅行中は日々の2倍~5倍の歩数で過ごしていたことになるのですが、その結果が、夕方宿につくと、脚の疲労感こそあれど、足のむくみはまったくないのです。すっきりとして、靴下の痕もほとんどついていません。「あぁ、私って本当に歩いていなかったんだ」と痛感。別に運動目的ではないとしても、1日外を歩いている時間が多いことで、これだけコンディションに差が出るのですね。一時は何かの病気?とまで気にしていた足のむくみが、しっかりとした歩数があることで、こんなにわかりやすく変わるなんて、もう日々の運動不足、座り過ぎ、歩かな過ぎを反省するばかりです。
夏の間は暑すぎることもあって(言い訳になりますが)この旅行以外、外に出ることも少なかったので、これから徐々に涼しくなることを考えると、やっぱり真面目にウォーキングしないといけないな、と思いを新たにした夏の旅でした。(編集長ホボ)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。