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「疲れ目」をしっかりケアしたら、腰痛や肩こりが軽くなり、足の甲のむくみもスッキリ! 普段の生活に変化をもたらした3週間のモニター体験
足から全身に働きかけることで健康的な毎日を生み出す「足ウェルネスⓇ」というライフスタイルを提唱している足のひと 鈴木きよみさん。今回のモニターTさんは、前回の足相診断で眼精疲労によって、腰痛や肩こりまで引き起こされていることがわかりました。目の疲れを癒す足刺激を3週間続けた結果、こりや痛みの症状はラクになったのでしょうか? モニター体験談をくわしくご紹介します。
Contents 目次
*Tさんの施術の様子は「ツラい肩こり・腰痛は「眼精疲労」が原因のことも! 疲れ目を解消する足刺激テクニック」の記事で読むことができます。
目へのいたわりケアを充実させたら疲れ感がほぼゼロに!
Tさんの体調の悩みを解消するカギは、足刺激で目の疲れをとることにありましたね。現在の体の調子はいかがですか?
Tさん:「体をリラックスさせやすくなるので、足刺激を毎晩の楽しみにしています。以前は2日に1度の頻度で目の疲れを感じていましたが、今はほぼなくなりました。前回の足相診断で、視力の低下を指摘されたので、人さし指のつけ根にある目のゾーンを刺激することはもちろん、普段の生活でも目薬を多めにさしたり、アイマスクをしたりして、目をいたわるように心がけたこともよかったようです」
Tさんが普段、行っていた足刺激の様子を教えてください!
Tさん:「夜の入浴前に、5分以内の短時間で行いました。家にあった保湿クリームを使ったので、お金もかからないし手軽に始められますね。きよみ先生のオリジナルの指圧棒の感触が痛気持ちよくて、すごく癒されました。自分でも簡単に足刺激ができたのがよかったです。それから、足刺激をやるとすぐにトイレに行きたくなりますね! 足刺激を始めた当日から効果を感じました」
足刺激をして巡りがよくなると、排尿の量や回数が増えます。足刺激後は水分不足にならないように、お水やお茶をたっぷりと飲みましょう!
前回、目のゾーンへの刺激は鋭い痛みを感じていたようでしたが、自宅での足刺激のときは、痛みに変化はありましたか?
Tさん:「目のゾーンは数日間、足刺激を続けることで、最初より痛くなくなりました。ゴリゴリとした足裏の肌の手ごたえも、足刺激を行っているうちに気持ちのいい感覚に変化しました」
現在の足を見たりふれたりして、足刺激前の状態から変化を感じますか?
Tさん:「股関節がかたいので、両足のそけい部のゾーンをしっかり押すようにしましたが、足刺激をやり出したらすぐに違いを感じました。以前は左の足首のほうがかたかったのですが、今は左右差がなくなりました」
Tさんは足刺激を続けることで、ゾーンへの痛みが薄れ、刺激自体が心地よく変わるのを実感されたようです。足裏のゾーンマップを見ながら、押すと痛みがある部分は根気よく足刺激を続けてみてください!
●足裏のゾーンマップ
●そけい部のゾーン
足刺激とともに休養することも大事。普段の心がけが体調変化のきっかけに
腰痛や肩こりも目の疲れから起こっているようでしたが、それらの症状は軽くなりましたか?
Tさん:「足相診断の結果、腰椎や僧帽筋自体にはトラブルがなく、目の疲れをとることと、しっかり休養することで、腰痛や肩こりはラクになる、とのお話を聞き、普段より休養をとるようにしたところ、症状はましになりました!不調の原因がわかると気持ち的にもスッキリしますね」
忙しい毎日を過ごしていると、「疲れたら休む」という当たり前のことすら難しい場合もあるでしょう。Tさんは、足刺激に加えて休養の時間を増やしたことが、体にとっていい変化を起こすきっかけとなったようですね!
Tさん:「腰痛や肩こりがひどくならないように、体の疲れは早めにとるようにしたり、普段の姿勢に気をつけたりしています。足刺激だけでなく、このような心がけを実践することでも、体調がよくなることを実感できました」
Tさんの3週間後の足相には変化が見られるのでしょうか? きよみ先生に伺ってみましょう!
きよみ先生:「まず、足の甲の変化を見てみましょう。足刺激前に比べて3週間後の足の甲は、むくみがとれてスッキリとした印象です。これは足刺激によって不要な水分や老廃物がデトックスされやすくなったためです」
●足刺激前
●3週間後
きよみ先生:「Tさんは、人さし指と中指のつけ根にある目のゾーンをしっかりと刺激して、だんだんと痛みが和らいできたそうですね。目の疲れも感じにくくなっているということなので、眼精疲労によって起きていた腰痛や肩こりもラクになっているのではないかと思います。腰椎のゾーンは足の内側側面にあります。足刺激前はこの部分にしわがくっきりとしていましたが(下の写真の丸囲み部分)、3週間後はしわが薄く目立ちにくくなっています。また、その部分の肌色をみると、足刺激前は血管が赤紫色にみえますが、3週間後は肌色全体が明るくなっています。これらは腰の負担が軽くなっているサインなのですよ」
●腰椎のゾーン
●足刺激前
●3週間後
そして、足刺激前の画像では、親指やかかとの部分の赤みが強すぎる印象ですが、3週間後はきれいなピンク色に変化しています。
きよみ先生:「足色の血色もいいですね! 体全体の巡りがよくなっていることが伺えます。腰痛だけでなく、肩こりにもいい影響がでているのではないでしょうか?」
Tさん:「毎日のようにつらかった肩こりですが、今は週に1~2度くらいに減りました。僧帽筋のゾーンは刺激していないのですが、目のゾーンへの刺激と休養をとることで効果があったようです」
目のゾーンへの刺激や、目のいたわりケア、そして休養をしっかりとることで、腰や肩などほかの部分の体調もよくなったようですね!
最後にTさんにモニター生活の感想をお聞きしました。
Tさん:「足相から私の体調の問題点は『疲れ目』だとわかったので、ケアをするポイントが明確でわかりやすくなりました。足刺激は目のゾーンが中心で、刺激するポイントも少なく、時間もかからずに済んだため、疲れていても毎日足刺激を続けることができました。簡単にできて気持ちがいいので、これからも続けていきたいです!」
体調で気になるゾーンをいくつかピックアップして、短時間でも足刺激を毎日続けると、体の調子が整うことを実感できるはず。足にふれながら、痛みを感じるゾーンを探してみてください!
取材・文/牧内夕子
鈴木きよみ先生の足相学が1冊にまとまりました! 足をチェックするときに欠かせない、ゾーンMAPをはじめ、足の形、色、しわ、温度などのチェックポイント、各症状別の足相、そしてそれを解決すべきゾーンセラピーの方法などがわかりやすくまとまっています。初めてご自分の足裏を見るという方にも、足裏のケアを続けてきた方にも、すぐに役立つ1冊です。ご自身の体調管理を、足裏から始めてみてはいかがでしょうか。全国の書店、ネット書店で販売しています。
『すべての不調は足裏をみればわかる!』(ワン・パブリッシング刊)