FYTTE

Healthcare
CATEGORY : ヘルスケア |不調

コロナからの体調回復を足刺激がサポート!  3週間のモニター生活で巡りのいい体に

Share
足裏をさわる画像

足から全身に働きかけることで健康的な毎日を生み出す「足ウェルネスⓇ」というライフスタイルを提唱している足のひと 鈴木きよみさん。今回のモニターのYSさんは、人を気遣う性格ゆえに、知らず知らずのうちに心身にストレスがたまり、体をこわばらせてしまっていることがわかりました。体をゆるめる足刺激を3週間続けることで心身の状態は変わってきたのでしょうか? モニター体験の様子をくわしくお聞きします。

監修 : 鈴木 きよみ (足のひと®)

足のひと®(足読み師/足裏研究家)
https://kiyomi-suzuki.jp/ 
「めん棒ダイエット®」考案者
東京・自由が丘を拠点に30万人以上の足を診てきた経験豊富なセラピスト。足を見て全身の不調を探る診断法「足相診断®」と、足学に基づき不調を整える技術「きよみ式ゾーンセラピー®」を確立。足と体のつながりに着目し、高齢化社会に向けて「歩ける寿命」を延ばし、人生を楽しむためのライフスタイルとして「足ウェルネス®」を提唱。
著書に「めん棒ゾーンセラピーですぐやせっ!」(学研)、ほか多数。
また、現在は施術のかたわら、より多くの方に自分自身で不調や未病を改善してほしいという想いから、公式LINEやオンラインサロンにて誰でも簡単にできる「足読み法」や「養生法」を発信。
https://lin.ee/M6g8BnO

インスタグラムやTikTokでも足ウェルネスの最新情報、足相や足刺激テクニックをわかりやすく解説中です。ぜひご覧ください!
https://www.instagram.com/anpiel_kiyomi/
www.tiktok.com/@kiyomi_anpiel

Contents 目次

連載総タイトル画像

*きよみ先生がYSさんを施術したときの様子は、「背中や肩のこり、くり返すアトピー肌はストレスが原因かも? こわばった体をゆるめる足刺激テクニック」から読むことができます。

コロナからの体調回復に足刺激が役立った

きよみ先生の足相診断をうけた数日後に、コロナになって寝込んでしまったというYSさん。高熱が下がらず大変だったそうですね。

YSさん:「足相診断を受けた翌日からコロナに罹患して高熱が続き、体はとてもしんどかったです。ところが不思議と気持ちが沈んだりすることなく、安定していました。きよみ先生オリジナルの指圧棒の感触が気に入って、寝込んでいたときはお守りのように枕もとに置いていたからかもしれません。木の手ざわりが心地よく、足刺激のとき以外にもよくさわったり握ったりしていました。高熱の間は足刺激はできなかったのですが、指圧棒があればなんとかなる! 私は大丈夫! と感じて安心できたように思います」

高熱が出るほどの体調不良だと、メンタルも落ち込みやすくなりますね。足刺激テクニックを知っていれば、自分で体の回復をサポートすることができるので、YSさんのように不安が軽くなるかもしれません。足刺激は全身の巡りを促すことができるため、病後の体調を整えるセルフケアとしてもおすすめですよ。

YSさん:「高熱が治まり足刺激を始めた当初は、倦怠感が強く、ふだんよりも体調がかなり悪い状態でした。3週間後の今も、まだ体調が万全ではないのですが、足刺激をしていなければ、もっと不調が深刻で長引いたのではないかと思います」

病後ではなかなか足刺激の効果を実感しにくいかもしれませんが、何か以前との違いを感じることはありましたか?

YSさん:「足刺激の効果で最初に驚いたのは、きよみ先生に足刺激をしていただいた日の夜でした。本当にひさしぶりにぐっすり眠れたのです! その後も明らかに睡眠の質が上がり、寝つきがよく長い時間しっかりと眠れるようになりました」

病後の体は、しっかり眠って体を休めることが大切です。足刺激をして睡眠の質が上がったことは、体調回復の助けになったようですね! 体調をくずしたときには、できる範囲で足裏をさすったり、もんだりすると、体の巡りを促すことができますよ。

足刺激は“1回の時間は短く、1日の回数を多めに”が長続きさせるコツ

足裏グッズ画像

自分で足刺激をしてみて、工夫したことはありますか?

YSさん:「病み上がりだったので、足刺激をして疲れてしまわないように、1回あたりの時間を短くして行いました。その分回数を増やすようにし、1日に2〜5回くらいこまめにやっていました。夜は寝る前に必ず行うようにしたところ、足が軽くなりとてもリラックスして入眠できるようになりました。そのおかげで睡眠が深くなって、中途覚醒が激減したように思います」

YSさんのように1回の時間を短くすれば、すき間時間に足刺激をすることができ、自然と1日の回数が増えて、気軽に続けやすくなりますよ!

ほかにも足刺激を効果的に行うコツはあるのでしょうか?

YSさん:「ゾーンは指で押すよりも、指圧棒を使ったほうが力を入れずにラクに刺激できることに気づき、なるべく指圧棒で押すようにしました。ほかにももともと家にあった木の棒や100均で買った足刺激用のボールのようなものを使って、足裏やふくらはぎまでマッサージする日もありました」

足刺激は、めん棒やゴルフボールを踏んでコロコロと動かしたりするだけでも大丈夫です。これらのグッズを、リビングや仕事場の足もとに置いておくと、すき間時間でこまめに刺激することができますよ!

足刺激をしているときに、ゾーンの痛みなどはありましたか?

YSさん:「特に強い痛みや違和感はなく、むしろ刺激を気持ちよく感じることが多かったです。足刺激を続けるうちに足の温かさが増し、さわった感じがやわらかくなってきました」

体の痛みはほとんどなくなり、花粉による肌荒れも減った

YSさんはストレスの影響で体がこわばりやすく、背中や肩のこりでお悩みでした。足刺激をはじめて、それらの症状に変化はありましたか?

YSさん:「背中のこりはほとんどなくなりました。以前は背中だけでなく、体を動かすとあちこちが痛かったのですが、いつのまにかその痛みを感じることがなくなりました! 肩こりはまだあるのですが、これはコロナによる頭重(ずじゅう)感によって起きているような気がしますので、これからラクになるのを期待したいです」

YSさんが背中のこりや体の痛みを感じなくなってきたのは、体のこわばりが少なくなってきたサインのようですね。足相にも変化は表れているのでしょうか? きよみ先生に現在の足相を見てもらいましょう!

きよみ先生:「YSさんの指の状態に注目です。足刺激前は、両足の指が丸まってハンマートゥになっていましたが、3週間後は指がまっすぐに伸びています。指は感情を表す部分でもあり、ストレスや思い通りにならないことがあると、ハンマートゥのように丸まってしまうことがあるのです。現在の指はまっすぐなので、以前よりも心が解放されたのではないでしょうか」

足刺激前
足刺激前の画像

3週間後
足刺激後の画像

心の解放は体の緊張を解くことにもつながるはずですね! また、足の甲のむくみも以前に比べて減っているように見えます。

きよみ先生:「足の甲のむくみがとれているのは、足の外側面から見ても明らかです。足刺激前に比べて足の甲の腫れがすっきりしています。また、肌色に透明感が出て、血管の青黒さも目立ちにくくなっています。これは血液の流れが滞ってドロドロになる、お血(けつ)の状態がよくなったことを表します。体の巡りがよくなっているので、お悩みだったアトピー肌のトラブルも減ったのではないでしょうか」

足刺激前
足刺激前の画像

3週間後
足刺激後の画像

YSさん:「このモニターは2月に体験したのですが、春先から足刺激を始めたためか、今年は例年よりも花粉による肌荒れが軽く済んでいる気がします。花粉の時期のアレルギーはしかたないと思っていたので、うれしいです」

足裏の色も足刺激前に比べて血色がよく、足全体の印象が以前よりもすっきりしてみえますね!

足刺激前
足刺激前の画像

3週間後
足刺激後の画像

最後に足刺激モニターを体験した感想を、YSさんにお聞きします。

YSさん:「これまでの人生で足の裏を意識して生きたことは1度もありませんでしたが、今回足刺激モニターを体験して、毎日自分の足の裏に向き合う新しい人生が始まりました! これからは家族や周りの人たちだけでなく、自分のためにももっと時間やエネルギーを使って、人生を楽しみたいと心から思いました。モニター体験中はコロナにかかってしまったため、体調がよくなるところまでは体験できませんでしたが、今後も足刺激を続けることで、より健康な体になれたらと思います。まずはコロナから完全復活できるように、足刺激をがんばります!」

食事の画像

毎日足裏を観察することで、自分自身としっかり向き合えるようになってきたというYSさん。上の画像のように、食事も腸活を意識したメニューに変えるなど、新しい生活が始まっているそうですよ! 巡りのいい体を手に入れて、これまで以上に楽しい人生を過ごせるようになったら素敵ですね。

取材・文/牧内夕子

鈴木きよみ先生の足相学メソッドをまとめた書籍の第2弾、『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』が刊行されました!

足裏から体も心も健康になることを目指す“足ウェルネス”という考え方を発信し続けている鈴木きよみ先生。先生の考える「健康」の究極たるところが、100歳まで、いや100歳を超えても、とにかく人生最期まで元気に自分らしく生きること。それはつまり”歩ける寿命“をのばすことなのです。

この本には、いくつになっても足裏をケアして、しっかり歩ける足をつくるためのメソッドがつめこまれています。シニア向けの本ではありますが、シニア世代ではなくても、足裏の大切さが改めて感じられ、同時に、足裏のケアを実践できる内容となっています。

3年前に鈴木きよみ先生の足相学のメソッドをまとめ、現在も大好評発売中の『すべての不調は足裏をみればわかる!』と同様、初めてご自分の足裏を見るという方にも、足裏のケアを続けてきた方にも、すぐに役立つ1冊です。ご自身や大切な人の体調管理を足裏から始めてみてはいかがでしょうか。全国の書店、ネット書店で販売しています。

『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』(ワン・パブリッシング刊)1,540円

『すべての不調は足裏をみればわかる!』(ワン・パブリッシング刊)1,430円

関連記事

  1. Healthcare足相で心の状態をチェック! 感情を解放して体のこりを解消する足刺激テクニック

    足相で心の状態をチェック! 感情を解放して体のこりを解消する足刺激テクニック

    0
  2. Healthcare背中や肩のこり、くり返すアトピー肌はストレスが原因かも? こわばった体をゆるめる足刺激テクニック

    背中や肩のこり、くり返すアトピー肌はストレスが原因かも? こわばった体をゆるめる足刺激テクニック

    0
  3. Healthcare腰痛がピタリと解消し、ゴツゴツ足がイキイキ足に! 眠りの質が上がって体の軽さを実感できた3週間の足刺激体験とは?

    腰痛がピタリと解消し、ゴツゴツ足がイキイキ足に! 眠りの質が上がって体の軽さを実感できた3週間の足刺激体験とは?

    0
  4. Healthcare腰や背中の不調の解決には「土踏まずの筋肉作り」が大事! 足底を鍛える足刺激テクニック

    腰や背中の不調の解決には「土踏まずの筋肉作り」が大事! 足底を鍛える足刺激テクニック

    0

おすすめの記事PICK UP