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“こまめに眠る”は正解?不正解? 「還元型コエンザイムQ10プレゼンツ“効率回復”睡眠映画祭」で睡眠について学び、味わってきました! #Omezaトーク
みなさん、最近、ぐっすり眠っていますか? 夏の暑さで睡眠不足が続き、疲れがたまっているという人もいるかもしれません。筆者も思うように睡眠時間をとれないことや、眠っても?疲労回復を感じられないことが多々あります。そこで今回は株式会社カネカ主催「還元型コエンザイムQ10プレゼンツ“効率回復”睡眠映画祭」に参加して、リラックスしながら睡眠について学んできました!
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睡眠不足や疲労を感じる女性100名を対象に開催されたこのイベントの会場は映画館。ふだん映画を見に行く際は、「眠くなっても眠っちゃいけない!」と思いがちな空間かもしれませんが、たしかに、ふかふかした座席、夜空が映し出された大きなスクリーン、ぼんやりした暗さに心地よいサウンドと、座ったとたんにリラックスできる環境です。
主催である株式会社カネカは、「還元型コエンザイムQ10」という成分を研究・開発し、さまざまな商品として世に送り出している化学メーカーです。じつはこの「還元型コエンザイムQ10」は、睡眠の質の改善や疲労回復に役立つという研究の結果が出ています。その関係から、「睡眠に関する知識を学び、ヨガニードラという眠りへと誘われるような体験をすることで、参加者の日々の睡眠不足や疲労が少しでも回復されれば…」という想いがあり、今回の開催に至ったそうです。
さてイベントでは、ストレスと睡眠をテーマにしたオリジナルショートムービーを鑑賞したあと、3人のお子さんの子育てに芸能活動にと多忙な毎日をおくる藤本美貴さんと、日本睡眠改善協議会 上級睡眠改善インストラクターの安達直美さんがゲストとして登壇。「睡眠」をテーマにしたスペシャルトークショーがくり広げられました。
「ストレス」「睡眠の質」「疲労感」は密接な関係に
子育て生活まっただ中の藤本さん。日々のストレスも多そうです。
「独身のときは自分についてのストレスや疲労がありましたが、結婚してからは自分の力ではどうにもならないことにストレスを感じるようになりました。片づけても片づけても散らかる部屋や、子ども同士のケンカなど、自分以外の事柄にストレスを抱えることが多々あります。ただ、私はストレスを隠さないタイプ。“これはストレスだ!”と口に出して言ってしまうので、ストレスがたまりにくいほうかもしれません。
それに基本的に『死なない』をテーマに生きているので(笑)、洗濯しなくても死なない、外食しても、食事をテイクアウトしても死なないですよね。『本当に大事なのは何か』という見方で優先順位を決めているため、家事などを何もしないで寝てしまうこともあります。そのおかげか、ストレスをあまりためこまないし、気持ちも体もとてもタフだと思います」(藤本さん)
ストレスをためない藤本さんの姿勢を、安達さんは「とてもいいですね!」と言います。
「私は以前、客室乗務員をしていました。客室乗務員はサービス業のイメージがありますが、保安要員なので、ストレスも高く、とても疲れます。でも、私から見てすごいなあと思える先輩は、休日にもめちゃくちゃ遊んでいる。オンとオフのどちらも元気なんです。そういう人たちは、活動の質と休息の質がどちらも高いのだと思います。
睡眠の悩みを抱えている人の原因は、大半がストレスと疲労です。自覚はなくてもストレスや疲労が蓄積している可能性もあります。睡眠、ストレス、疲労は密接に関係しているのです。ストレスがたまり、睡眠が十分にとれず、疲労が蓄積し…という負のスパイラルに陥ると抜け出すのが難しくなってしまいます」(安達さん)
“負のスパイラル”から抜け出すには、どうしたらいいのでしょうか。
「ストレスを少しずつ減らし、疲労を改善し、睡眠の質を高めていけるとよいですね。入浴は睡眠によいですし、寝る前のカフェイン、たばこ、アルコールは、避けたほうがいいでしょう。アルコールは眠くなるように思われますが、体の回復につながらない一時的な眠気を誘うだけなのでおすすめしません。こうした生活習慣の改善に加えて、『還元型コエンザイムQ10』のようなサプリメントをとり入れることも有効です。
私たちはエネルギーを産生しながら生きています。エネルギーを産生すると、同時に体内で活性酸素が生まれ、疲労につながります。眠ることで疲労が解消されればよいのですが、眠りの質や量が足りないと、疲労感を持ち越すことになってしまいます。
『還元型コエンザイムQ10』には、生命維持・活動に必要なエネルギーを作る『エネルギー産生力』と、活性酸素による体の酸化を防ぐ『抗酸化力』の働きがあります。コエンザイムQ10は体内にもともとある成分ですが、20歳をピークに減っていきますから、サプリメントで補うことで睡眠の悩みだけでなく、疲労やストレスの悩みにも有効な対策となります」(安達さん)
安達さんのお話に、「ストレスや疲労から解放されたいと思っても、自分だけの力では難しいですよね。『還元型コエンザイムQ10』 のような頼れるサプリメントがあると、本当に心強いなと思います」と、藤本さんも納得の様子でした。
「どうやって自分の時間を作っていますか?」藤本さんの回答は…?!
トークショーのあとは、参加者から寄せられた質問に藤本さんが答える「人生相談コーナー」です。安達さんも専門家の立場からコメントをくださいました。
――3人のお子さんを育てるなか、自分の時間や睡眠時間をどのように作っていますか?
藤本さん「あまり自分の時間を作ろうと思っていないかもしれないです。家族と離れているときが自分の時間というか、仕事が自分の時間という感じでしょうか。睡眠時間は、毎朝、起きる時間は決まっているので5~6時間くらいかな…足りてはいないと思います」
――眠る前のルーティンは何ですか?
藤本さん「短い時間でも、お風呂に入って、しっかり湯船につかっています。首までつかると疲れがとれるし、心も体もすっきりしますよね。そのおかげか私、入眠はわりと苦労しないんです」
安達さん「藤本さんがおっしゃるように、短い時間でも湯船につかるのがいいですね。湯船につかって体が温まったあと、1~2時間ですっと体温が下がり眠気が来ます。眠くなったタイミングを逃さず寝るのが大切です」
――子育て中だと睡眠時間が短いと思いますが、工夫をしていることはありますか?
藤本さん「子どもがお昼寝しているときに、いっしょに休んだり眠ったりしますね。まとめて眠るのは難しいので、わりとこまめに寝るようにしています」
安達さん「とてもいいことだと思います。子どもが小さいうちは、母親は子どもの命を優先に考えるため、どうしても睡眠が削られてしまいますよね。でも人間は、もともとは長く眠る生物ではないので、分断して睡眠をとるのもOKだと私は考えています」
――眠れないときはどうしていますか?
藤本さん「仕事などで緊張感があるときは、なかなか寝つけないこともあります。そういうときは、眠るのをあきらめて起きてしまいます。ベッドを出てリラックスして、眠たくなるまでテレビを見たり、お風呂に入ったり…」
安達さん「これもとてもいいと思います。人間は90分サイクルで小さな眠気が来るという科学的根拠があります。90分に1度しか眠気が来ないと考えれば、眠気が来たら他のことをしていても、できるだけ眠ることがおすすめです。逆に眠れないときは、少し起きていれば、そのうち眠気が来ると思って、気楽に過ごしてみてください」
最後は45分間の「ヨガニードラ」体験です。「ヨガニードラ」は眠りのヨガとも言われ、あお向けの姿勢で行うヨガの瞑想技法のひとつですが、今回は映画館の心地よい座席に腰かけ、贅沢な音響と映像を味わいながら、プロのヨガインストラクターの方に誘導していただきました。
誘導に従って、体の細部に意識を向け、自分の手で温めたりほぐしたりしながらリラックス。最後は深い呼吸とともに瞑想します。終わったあとは“眠ったわけではないのに、眠ったあとのような充足感”という不思議な感覚になり、うっかり、取材に来たことを忘れかけました(笑)。
眠りについて学び、疲労回復までできてしまった「還元型コエンザイムQ10プレゼンツ “効率回復”睡眠映画祭」。私は今回参加してみて、睡眠と、もっと気楽につき合っていいのではないか、という発見がありました。理想的な睡眠時間をまとめて確保しようとすると、生活リズムを変えなくてはならず頭が痛くなりますが、「眠いときに寝る」「こまめに睡眠をとるのもひとつの手」「短い時間でもお風呂に入ろう」「睡眠や疲労、ストレスの対策になるサプリメントがある」と思えば、気持ちもラクになり、結果的に睡眠時間が増えそうです。そして「死なない」をテーマに、いちばん大切だと思うことを優先する藤本さんのポジティブな姿勢も印象的! イベントでの学びを活かして、ぐっすり寝たいと思います。
(編集まりりん)
Omezaトークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。