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更年期のだるさが取れてアクティブになれた!体の軽さに毎日感動の3週間のモニター体験談
足から全身に働きかけることで健康的な毎日を生み出す「足ウェルネスⓇ」というライフスタイルを提唱している足のひと 鈴木きよみさん。今回のモニターのぼんさんは、更年期を示す典型的な足相でした。ぼんさんのお悩みは体がだるくてやる気が起きないということでしたが、3週間の足刺激によって、体調に変化はあったのでしょうか? モニター体験についてくわしくお聞きします!
Contents 目次
*きよみ先生がぼんさんを施術したときの様子は、「赤くて角質が多いかかとは更年期のサイン! 体のだるさや不調を軽くする足刺激テクニック」から読むことができます。
日々軽くなる体に感動。気持ちも前向きに!
前回の足相診断では、きよみ先生の強めの足刺激を体験して、子宮のゾーンがとても痛そうな様子だったぼんさん(40代)。翌日の体に不思議な感覚があったそうですね!
ぼんさん:「かかとにある子宮や卵巣のゾーンをしっかり刺激していただいたせいか、次の日に、子宮あたりに生理前にあるようなもぞもぞっとした感覚がありました。かかとと子宮という、今まで思いもしなかったところが実はつながっているのだなぁと感じて、人体の不思議に感動しました。自分で足刺激をするようになってからも、感動の毎日が続きました」
毎日感動できるとはすごいですね! どんなことに感動したのでしょうか?
ぼんさん:「足刺激モニターをした3週間は、ミニチュア制作作家としてイベントへの出展や作品の納期に追われるなど、今まで以上にハードでタイトなスケジュールだったのです。それにもかかわらず、夕方になっても今まで感じていたような疲れがほとんどなく、そのことに毎日感動していました!」
とても忙しい毎日だったのに、疲れを感じないのは驚きですね! ぼんさんが足刺激をはじめてからの変化で、最も実感したのはどんなことでしょうか?
ぼんさん:「まるで眠り姫になったかのように、毎日よく眠れるようになりました。以前は、体が動かなくなるほど疲れてだるいのに、眠くなるという感覚がなく、夜中2時過ぎくらいまで仕事をしていました。さすがに朝に起きられなくなるので、もうそろそろ寝ないと…と眠くなくてもムリやり寝るような毎日でした。ところが、きよみ先生に初めて足刺激をしてもらった日は、10数年ぶりくらいに、眠くなって寝ることができたのです! ほかの人にはあまり理解できないかもしれませんが、自分にとってこれは本当に感動レベルの変化です」
細かい手作業が多いというぼんさんは、脳疲労が強く、興奮状態によって眠れなくなっていたのかもしれませんね。ぼんさんにおすすめの足刺激は、親指の腹にある視床下部のゾーンを刺激することでしたが、親指の腹をしっかりもみほぐしたことで、脳疲労が解消しやすくなったのかもしれません。
ぼんさん:「今まではやるべきことが山積みなのに、だるくて何もやる気にならないことが多かったのですが、この3週間はアクティブに過ごすことができました! これまで生活習慣を変えたいと思っていたものの、どうしてもメリハリのある生活ができないもどかしさがありましたが、これを機に前向きに変えていこう!という気持ちになれました」
睡眠の質がよくなって、昼間もアクティブに動けるというよい循環が、気持ちの変化まで起こしてくれたようですね!
子どもと一緒にゾーン探しも。毎日続けたら足裏のゴリゴリがなくなった
ぼんさんは、ふだんの生活でどのように足刺激を行っていたのでしょうか。
ぼんさん:「朝起きて、お弁当作りや洗濯などを終えてからの時間と、夜のお風呂上がりの1日2回をルーティンにしていました。それ以外にも休憩時間がとれるときに、きよみ先生の本を片手にいろいろなゾーンを押してみました。指で足刺激をするのは痛くて断念し、指圧棒を使って行いました」
足刺激をしてみて、足裏の感触に変化はありましたか?
ぼんさん:「足裏はゴリゴリ感が強いためちょうどいい手ごたえがわかっていいのですが、足刺激をしても痛くないゾーンは、これでいいのかな?と心配になることもありました。でも、モニター終盤の1週間は、全体的に肌がやわらかくなり、刺激が心地いい感じになってきました」
ぼんさんが足刺激をしていると、お子さんたちが興味をもってくれたそうですね!
ぼんさん:「子どもがゾーンマップを見ながら、『ここはどう?』とか『〇〇のゾーンなんだって』と言いながら、ゾーンを調べてくれました。子どもたちと今までとは違ったコミュニケーションができて、足刺激は家族の楽しい時間になっています」
●お子さんとの足刺激の様子
お子さんと一緒に足刺激を行えば、家族のスキンシップ時間にもなっていいですね!
パンパンにたまった老廃物がデトックスされて、足全体がほっそり!
ぼんさんの3週間後の足相を、きよみ先生に診断してもらいましょう!
●足刺激前
●3週間後
きよみ先生:「足全体の印象が、足刺激前に比べてかなりほっそりしてきましたね! 足裏にたまっていた老廃物が、足刺激でデトックスされてきています。以前よりしわが目立つようになったのは、パンパンにむくんでいた肌がすっきりしたせいですよ」
ぼんさん:「足裏の老廃物は、大ぶりのゴリゴリ感がなくなり、じょりじょりと軽い感触になったので、ちょっと寂しい気がしています。しわが目立つようになってきたので、あまりよくないのかなと心配していましたが、これはいい傾向なのですね!」
足相のしわは、内臓の不調を示すものもありますが、ぼんさんのしわの場合は、足のむくみが取れて、肌にしわが寄りやすくなったことで目立っているのだそうですよ。
きよみ先生:「足の外側側面も見てみましょう。下の画像の丸囲みの部分には、肩や上腕、ひじ関節のゾーンがありますが、足刺激前と比べて肌のはれぼったさが減ってきていますね! 肩や腕がこっていると力が入りやすく、本来の位置よりももち上がったようになってしまうのですが、足刺激によってこりがほぐれてやわらかくなり、自然な肩の位置に戻ってきたようですよ」
●足刺激前
●3週間後
ぼんさん:「モニター中は、いつにも増してパソコンでの作業時間が多かったのですが、今までのような腕のだるさがほとんどなかったです。ちょっとだるくなりそうなときには、腕と手のマッサージを軽く行っていましたが、少し行うだけでこんなにラクになるのだと驚きました」
ぼんさんは体のだるさが減ったことで、毎日の食生活にも大きな変化があったようです。
ぼんさん:「以前は、家族の食事時間がバラバラだったり、子どもの帰宅が夜遅かったりするので、食事の作り置きをする気力もなく、チャチャっと手早く作れる料理ばかりでした。まして自分のためだけにご飯を作ることは皆無で、いつも適当なもので済ませていました。ところが体のだるさが取れたらやる気が起きて、家族だけでなく自分ひとりのときでも食べる用にと、野菜系の作り置きをするようになりました! これを機に健康的な食生活を意識しようと、雑穀ご飯やたんぱく質もとれる具だくさんのおみそ汁を食べるようになりました」
ぼんさんによると、「食べるときはしっかり食べる」というメリハリのある食生活を心がけることで、栄養バランスが整うだけでなく、食事の間のちょこちょことしたつまみ食いもしなくなり、一石二鳥だったそうですよ!
最後にぼんさんに、3週間のモニター生活を体験した感想をお聞きします。
ぼんさん:「親の介護が重なったこともあり、ここ何年も不規則な生活をしていました。体にムリがきかないことにどうしようもないくらい気分が落ち込んでいましたが、足刺激に出会って、体が軽くなったことがうれしいです! 更年期や多忙な仕事、親や家族のことなど、変えられないことはたくさんありますが、前向きにとらえ感謝できるようになりました。これからも足刺激を日課にして、もう少し極めたいです!」
更年期の体にムリは禁物ですが、足刺激で体が軽くなった分、自分のやりたいことができるようになったらうれしいですね! 体のだるさが気になる人は、ぜひ今日から足刺激をしてみてくださいね!
取材・文/牧内夕子
鈴木きよみ先生の足相学メソッドをまとめた書籍の第2弾、『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』が刊行されました!
足裏から体も心も健康になることを目指す“足ウェルネス”という考え方を発信し続けている鈴木きよみ先生。先生の考える「健康」の究極たるところが、100歳まで、いや100歳を超えても、とにかく人生最期まで元気に自分らしく生きること。それはつまり”歩ける寿命“をのばすことなのです。
この本には、いくつになっても足裏をケアして、しっかり歩ける足をつくるためのメソッドがつめこまれています。シニア向けの本ではありますが、シニア世代ではなくても、足裏の大切さが改めて感じられ、同時に、足裏のケアを実践できる内容となっています。
3年前に鈴木きよみ先生の足相学のメソッドをまとめ、現在も大好評発売中の『すべての不調は足裏をみればわかる!』と同様、初めてご自分の足裏を見るという方にも、足裏のケアを続けてきた方にも、すぐに役立つ1冊です。ご自身や大切な人の体調管理を足裏から始めてみてはいかがでしょうか。全国の書店、ネット書店で販売しています。