紫外線に注意したいこれからの季節。無防備でいると、シミやシワなど、肌の老化を加速させることに。この時季おすすめの美肌食材で体の中からケアしましょう!
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活性酸素をオフ&新陳代謝をアップして美肌に!
紫外線を浴びると、肌に活性酸素が発生して老化を促進。シミ、シワ、たるみ、くすみなどのトラブルを招きます。
「ビタミンA・C・Eは美肌づくりに欠かせない栄養素。高い抗酸化作用で肌の酸化を抑制し、3つをいっしょにとることで抗酸化力がアップします。
美白効果もあるビタミンCはフルーツ全般に含まれますが、柑橘類やベリー類に豊富。一押しはキウイで、ビタミンA・C・Eのすべてがとれると優秀です。
体内でビタミンAに変わるβ-カロテンが豊富なにんじんもおすすめ。この時季に出回る新にんじんは、甘味があってやわらかく、食べやすいのでおいしく美肌ケアできます。
ビタミンEはさけ・サーモン、うなぎ、ナッツ類、植物油などに多く含まれます。ダイエット中だからといって、ゆでた野菜や肉ばかりをとるのではなく、ナッツを散らしたり、ドレッシングをかけたりすれば、ひとふりで美肌効果を高めることができます。ただ、ビタミンEは脂質が高めの食材に多く、とりすぎるとにきびや吹き出物の原因にもなるので、たっぷり食べるときは調理油を控えるなどの調整を」(管理栄養士・大越郷子先生)。
紫外線で受けた肌のダメージ修復には、新陳代謝を高めることも大切です。
ビタミンCやAに加え、ビタミンB群の摂取もポイント。美容ビタミンとしておなじみのビタミンB2やB6は皮膚の代謝を活発にして潤いを与え、ツヤ肌をキープしてくれます。
「いわしなどの青背の魚にはビタミンB2やB6が豊富。青魚の脂には、血液をサラサラにするEPAやDHAも含まれるので、肌あれやくすみの改善にも有効です。うなぎやレバーにはビタミンB2、ビタミンAもたっぷり。
これらの美容ビタミンに加え、肌の細胞をつくるもととなるたんぱく質の摂取も欠かせません。低脂質な鶏肉や、豆腐・納豆などの大豆製品といった良質なたんぱく源も合わせて上手にとりましょう」(大越先生)
では、次に美肌をつくる簡単レシピを3つご紹介します。