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手軽さと心の安心感。女性ホルモンをクリーム剤で補充する商品を発見! 「ジャパンフェムテックサミット2025」体験レポ #Omezaトーク

すべての人の心身の幸せにつながる2日間のイベント『ジャパンフェムテックサミット2025』。今年のテーマは、『フェムテック・フェムケアの力でウェルビーイングな社会を創る〜対話と相互理解で性差から生まれるギャップを埋める!〜』でした。
今回は、2月に開催された「2DAY(2月21日)有資格者限定 AFTER PARTY ~Femtech Special Night~」の体験レポートをお届けします。体験ブースで注目したのは、女性ホルモンを補充するクリーム剤「バストミン」!
Contents 目次
こんにちは。40代編集部員のマチです。
この記事では、2月に開催された『ジャパンフェムテックサミット2025』についてお届けしていきます。
まずは、第3回『ジャパンフェムテックサミット2025』について。
(2月19日の“フェムテックの日※”に合わせて開催されるイベント)
※2022年に一般社団法人日本フェムテック協会が2月19日を「フェムテックを学ぶ日」として制定し、記念日登録されました。
今年は、2月19日(水)と2月21日(金)の2日間の開催。
テーマは、『フェムテック・フェムケアの力でウェルビーイングな社会を創る~対話と相互理解で性差から生まれるギャップを埋める!~』。
女性特有の健康課題を男性も理解し、パートナーや同僚、友人など大切な人との対話を通して相互理解を深めるためのヒントを探ります。より一層フェムテック・フェムケアアイテムを活用できる環境を生み出すためのセッションを展開し、参加するすべての人にアクションをもたらすウェルビーイングなイベントです。
私は、2DAY 有資格者限定 AFTER PARTY ~Femtech Special Night~/2月21日(金)17:00-18:00:ブース体験の時間帯に参加させていただきました。
今回はその様子をお届けしていきます!
会場は、六本木のアーク森ビルの最上階に位置するアークヒルズクラブで行われました。ホテルのようなゴージャスさとプライベート感のある空間でした。
体験ブースでは、日本フェムテック協会が認定する『Femtech Brand(フェムテック銘柄)Project』商品のフェムゾーン用のソープや保湿アイテム、ホルモン補充クリーム剤、温活グッズ、産後の不調に備える商品などが出展。実際に香りやテクスチャーなどをお試しできました。



その中でもとくに気になったのが、大東製薬工業のホルモン補充クリーム剤「バストミン」です。
今回、女性ホルモンをクリームで補充できる商品があることをはじめて知りました。女性ホルモン補充と聞くと、婦人科の治療で行うイメージでしたが、この商品は、指定第二類医薬品なので薬局などで購入できる商品なのだそう。
有効成分として記載されているのは女性ホルモンの「エストラジオール」と「エチニルエストラジオール」です。女性ホルモンの欠乏によって起こる症状を皮ふから卵胞ホルモンを補い回復するクリームで、主に腰やフェムゾーンに使います。ブースにいたスタッフの人にお話を伺うと、「フェムゾーンのうるおいが戻って、乾燥によるかゆみが和らいだ」など、女性ホルモンを皮ふから少しずつ補充することで症状の改善が期待できるそう。
この商品のほか、膣粘膜から女性ホルモンを補充する軟膏剤「ヒメロス」もあります。
※使用期間や使用方法は説明文書を確認してください。婦人科に罹っている人や心配ごとがある人は医師に確認してから使用するのがおすすめです。
また、男性の更年期に対応した「グローミン」という、テストステロンを皮ふから補充するクリーム剤もあります。男性更年期は女性更年期に比べて、ゆるやかですが、過度なストレスで20代で症状が現れる人もいるのだとか。
こういったクリームで少しずつホルモン補充ができるのは、手軽ですし、不安定な気持ちのゆらぎも安定しそうですよね。会場にいらした日本フェムテック協会理事で女性医療クリニック・LUNAグループ理事長、女性泌尿器科医師の関口由紀先生の解説もあり使用方法を理解したので、購入して試してみようと思います。
後半のアフターパーティーの様子は写真でお届けします!
授賞式では、フェムテック協会認定資格2級を受験し合格された、俳優・モデル/yokayo代表の篠田麻里子さんとポーラ前社長の及川美紀が表彰されました。
篠田麻里子さんは、産後のホルモンバランスの崩れで悩んでいた中、食事や運動などのフェムケアを実践することで不調を乗り越えられ、子育てをしながらも仕事にまい進し、ていねいな暮らしを発信。さらには、子育て中でありながら会社を立ち上げ、赤ちゃんにもやさしいオーガニックコスメをプロデュースし、2024年度サステナブルコスメアワードの地方創生部門で審査員賞を受賞するなど、ライフステージに応じたさまざまな悩みに直面しても、諦めずにチャレンジしている姿が多くの女性に勇気を与えました。
及川美紀さんは、ポーラに新卒で入社し、妊娠、出産を経験しながらもキャリアを積み、2020年にはポーラ初の女性社長に就任。誰もが憧れる生き方をし、その生きざまは社内の女性にとどまらず、多くの働く女性のロールモデルとなりました。社長在任中には、業界に先駆けていち早くフェムケアプロジェクトを立ち上げ、女性が働きやすいウェルビーイングな組織作りをけん引されてきました。
年に1回、“フェムテックを学ぶ日”に向けてイベントを開催したり、表彰式を行うことで、フェムテラシー(女性の心と体を理解するための基礎知識)の見直しや向上につながるので、いい機会ですよね。また、フェムテック・フェムケアに関心の高い人たちが多く集まるので新しい気づきや刺激にもなりそうです。少しでも気になった人は、ぜひ、チェックしてみてください。
(編集 マチ)
Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。