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CATEGORY : ヘルスケア |疲れ

バテ気味な体の疲れを解消!“切って漬けるだけ”の簡単「フルーツ酢」レシピ

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瓶に入ったカットフルーツ 

運動したあとなど、体をよくつかったときに疲れを感じるのは、エネルギー不足の証拠といいます。ただでさえ、厳しい猛暑が続いていて、ぐったりしがちな季節。そんなときは糖分をとり、グリコーゲンを補給する必要があるのです! そしてこの、グリコーゲンをより効率的に補給できるのが「お酢」。

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

疲れた体に効果的! お酢がスゴイ4つのポイント

最近では、内臓脂肪を減らす働きがある、腸内の善玉菌を増やすことで便通の改善効果が期待できるなど話題になっているお酢。しかし、今回注目するのはお酢のお疲れ解消パワー。
お酢はどうして疲れた体に効果的なのか、4つのポイントを見ていきましょう。

笑顔の女性

<Point 1>疲労回復に効果あり
お酢に含まれているクエン酸は、疲労物質である乳酸を分解します。
そして、同じくお酢に含まれるアミノ酸は、エネルギーのもと。疲労物質である乳酸ができないように抑える効果があります。

<Point 2>自律神経を整える
お酢は体の新陳代謝を高め、血管を拡張し血流をよくする効果が。また、酸味により唾液の成分の分泌を促す効果もあります。この一連の流れは、じつは自律神経が体をリラックスさせるために普段から行われていること。
つまり、お酢を摂取することで、興奮気味だった体をリラックスさせることができ、自律神経を整えます。

<Point 3>ストレスを和らげる
ストレスを和らげるカルシウムは、意外と知られていませんが、そのまま摂取しても体に吸収されにくい成分。
お酢と一緒にカルシウムを摂取することで、通常よりもより効率的に体に吸収することができます。

<Point 4>お疲れ肌の解消
紫外線によるダメージ肌にいい成分といえば、ビタミンCがおなじみですよね。
じつは、このビタミンCは、空気中の酸素や熱で簡単に壊れてしまうといわれています。
このビタミンCの破壊を防ぐのがお酢。ピクルスやマリネにすることで、より効率的にビタミンCの補給ができます。

また、夏バテ気味で食欲が落ちている、というときにもお酢はオススメ!
食欲中枢を刺激し、唾液を分泌させ、食欲を促す効果があります。

バテ気味の体にエネルギーチャージ! 「フルーツ酢」のレシピ

そして、冒頭で紹介したように、エネルギー不足には糖分とお酢をとるのが効果的!
そこでオススメなのが、「フルーツ酢」です。材料はたったの3つと、とっても簡単なお酢レシピを、タマノイ酢 管理栄養士の三木梨菜子さんに教えていただきました。

瓶につけたフルーツ酢

<フルーツ酢>
1mlあたり約2kcal(オレンジ、キウイ、レモン使用の場合)

【材料】
・お好みのくだもの
・酢(りんご酢がオススメ):200ml
・氷砂糖:200g(甘さひかえめの場合120g)
・ビン(容器)

*材料の割合が1:1:1になるように。甘さを抑えたい人は、氷砂糖の割合を0.6に。

【つくり方】

オレンジを切る様子

1、くだものをよく洗い、切ってビンに入れる。
2、酢と氷砂糖を混ぜて漬ける。
3、氷砂糖が溶けたら完成!(1日程度)

酢漬けに向いているのは、オレンジやキウイなど果汁が多くジューシーなもの。
お酢の抗菌作用により、つくったフルーツ酢は冷蔵庫で約2週間保存が可能です。紅茶パックを一緒につけてアレンジしても◎。

つくったフルーツ酢は、炭酸水や牛乳で割ってサワードリンクにしたり、ヨーグルトやアイスにソースとしてかけてもOK。
オリーブオイルと混ぜればドレッシングとしても使うことができます。

フルーツビネガードリンク

<フルーツビネガードリンク>
30kcal (水、お湯、炭酸水)/106kcal(牛乳)

【材料】
・フルーツ酢:15ml
・水(お湯or炭酸水or牛乳):120ml

【つくり方】
材料を混ぜるだけ。

「さっぱりとした味わいで暑い日や、のどが渇いたときにおすすめです。お酢はCaの吸収促進させる効果があるので、牛乳と一緒に摂取することも相性はバツグン」(三木さん)

「フルーツ酢」って味はどう? 編集部員もつくってみた

材料はたったの3つ。しかも、つくり方もとっても簡単と聞いて、最近疲労を感じている編集部員がお疲れ女子を代表して、フルーツ酢をつくってみました!

用意したフルーツを洗って切って、1:1:1の割合になるようにりんご酢と氷砂糖で漬けるだけ。1行で紹介できるほどシンプルなレシピなので失敗する心配もありません。

氷砂糖が溶けた頃、炭酸で割ってビネガードリンクを飲んでみることに。
これがすっごくフルーティ! 生の果実を使っているから当然と言えば当然ですが、市販で売られているフルーツ酢飲料よりもフレッシュで、みずみずしい果実の味が広がっておいしい。
りんご酢のツンとした味もありますが、氷砂糖の甘みもしっかり感じられますし、レモンの酸味が爽やかにまとめてくれます。
キウイの緑にレモンの黄色、半分見た目重視の組み合わせでレモンを追加しましたが、これは大正解! オススメです。
自分の好きなフルーツを組み合わせるだけでも、なんともフォトジェニックな1瓶になるので、漬けているだけでテンションが上がります。

筆者はフルーツ酢を飲みはじめて日が浅いので、お疲れ解消効果を実感するまで継続中というところですが、せっかくフルーツ酢も飲んでいるし、いつもより30分早く寝よう、寝る直前のスマートフォンの使用を控えてみようなんて相乗効果がうまれはじめました!
できることから始めてみるのは大切ですね。

日々の疲れに悩みつつ、なかなかケアできていないという人は意外といるはず。まずは、ラクに毎日続けられることから始めてみませんか?
フルーツ酢はつくるのも簡単、使うのもおいしくてたのしいのでとってもオススメです。お酢好きな人はぜひお試しあれ!

 

写真/タマノイ酢 文/FYTTE編集部

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