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■怒りっぽい人から自分の身を守るためには?
また、自分は必要最低限しか怒ることをしないという人でも、周囲に怒りっぽい上司や家族、友達がいるという人もいるのでは。
「自分の怒りだけでなく、人の怒りもやっかいなもの。怒りっぽい人が身近にいると、自分にも被害が及ぶことに。
くり返し責められると気持ちが萎縮して、ますます責められてしまいます。アンガーマネジメントでは『人(相手)と過去は変えることができない』が原則ですが、その人とのつき合い方を変えれば、身を守ることができます。
まず大切なのは、相手をよく観察すること。その人の怒りやすい時間、場所などがわかったら、そのときはできるだけ近寄らず、地雷を踏まないようにしましょう。
もし、その人とうまくつき合っている人がいれば、その人の接し方をマネして、怒りを引き出さないようにするのも、いい方法です。
また、怒りっぽい人ほど『お前のせいでこうなった』など、事実にとってつけたことを責めがち。事実以外は聞き流して自分を責めない習慣をつけると、相手の怒りに飲み込まれなくなります」
いかがでしたか? 感情的に気持ちをぶつけるのではなく、相手にどうしてほしいかを落ち着いてリクエストすることが、賢い怒り方といえそうですね。相手のためを思って怒ったつもりが、傷つけてしまったなんてことのないように、参考にしてみてはいかがでしょう。
文/FYTTE編集部