冷たい飲みものや食べものをとりがちな季節。胃腸を冷やし過ぎて水分の代謝が悪くなり、体がむくんでいませんか?
そんなときは、ダイエットにも効果抜群のスムージーで余分な水分をすっきりと排出しましょう。体質別ダイエット講師の細江啓太郎先生にオススメのスムージーレシピと、むくみについてお伺いしました。
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冷たい飲みもの・食べものが招く「水太り」
「むくみやすい、尿の回数が少ない、胃腸が弱く体調を崩しやすい、といった人は、胃腸や腎機能が低下している可能性があります。冷たい飲みものや食べものをとりすぎると体内でうまく消化、吸収、排泄できず、余分な水分や老廃物がたまってしまうのです。これが〝水太り“の状態。当然、代謝機能も低下し、太りやすくなります」(細江先生)
スムージーで文字通り「朝飯前」の体質改善
ほかにも「水太り」タイプは、お腹がポッコリと出ていたり、排便の不調というのが特徴だとか。すぐにでも体質を改善したいところですが、まだまだ冷たい飲みものが手放せそうにない、という人にオススメしたいのがスムージーです。
「スムージーは、野菜、フルーツ、水をミキサーでかくはんしてつくる飲みものです。果汁などの水分だけをこして飲むジュースと違って、捨てるところがなく、食物繊維や栄養素をたくさんとることができます。
また、ミキサーでドロドロの状態にすることでかさも減り、たっぷりと野菜やフルーツをいただけるのも魅力です。たくさんの食材と栄養素のおかげで、体質が改善されるのも早いといえます。
また、水太りに有効な食材には、山いも、キャベツ、春菊、ブロッコリー、枝豆などがあります。胃腸の働きを助けるので、水分が排出されやすくなります。スムージーに入れる材料であれば、春菊、パセリ、しそ、セロリがオススメです。
スムージーは朝一番のエネルギー補給源としても◎。おいしいスムージーができたら笑顔になるので、気分よく1日のスタートが切れますよ」
胃腸をいたわり、排泄を促す「水太り」改善スムージー2選
○胃腸にやさしい【しそともものスムージー 】
胃腸の働きを助けるしそがアクセントになった爽やかなスムージーです。
<材料(1人分200CC)>
しそ…5枚
もも…1/2個
オレンジ…1/2個
ブルーベリー… 1/2パック
レモン…1/4個
水…50cc
<つくり方>
しそはそのままで、もも、ブルーベリー、皮をむいたオレンジは3cm幅くらいにカットし、レモンの果汁をしぼって、それぞれミキサーに入れる。どの食材からミキサーに入れてもOK。
○たまった水を排泄する【ベビーリーフ南国ミックス 】
レモンは利尿作用にすぐれた食材です。体の中の余分な水分を排出し、水太りを解消してくれます。さらに、胃腸の働きを助けてくれるパイナップルも力を発揮し、水分の代謝がよくなります。
<材料(1人分200CC)>
ベビーリーフ…1/2パック
キウイ…1個
アボカド…1/4個
パイナップル…1/7個
レモン…1/4個
水…50cc
<つくり方>
(1)キウイ、アボカド、パイナップルは3cm幅くらいにカットし、レモンは果汁をしぼり、ベビーリーフは刻まずに、それぞれの食材をミキサーに入れる。
(2)ミキサーに入れる順番は、キウイ、アボカド、パイナップル→ベビーリーフ→レモンの順で入れる。
スムージーの健康効果とおいしさはできたてが一番。時間が経つと栄養素も味も劣化していきます。できるだけつくったらすぐにいただくようにします。朝食のスムージーがあれば、目覚めも体もスッキリ。水太りに負けない健康美人をめざしましょう。
監修/細江 啓太郎 文/本間美加子