「地球温暖化」や「大気汚染」などの環境問題がつきまとう現代社会。「黄砂」や「PM2.5」が蔓延したのをキッカケに、「大気汚染」の状況を把握したい人が増えているそう。そこで今回は、ひと目で大気中の汚染物質を確認できるアプリ「AirVisual」をピックアップしました。
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ひと目で“大気汚染”の状況がわかるモニタリングアプリ
「AirVisual」が対応しているエリアは、世界10,000以上の都市。大気質と気象データをリアルタイムに予報するだけでなく、72時間先の“大気汚染指数”を予測してくれます。扱っている“汚染物質”は「PM2.5」や「オゾン」、「一酸化炭素」などの計6種類。
数値をチェックし健康リスクが低いときに外出すれば、危険性を最低限に抑えられるのがポイントです。
実際にアプリを起動してみると、画面には「より清浄で健康にいい空気を吸いましょう」という表示が。少し仰々しく感じつつも「始める」をタップします。
ホーム画面が現れて、上部に「AQI」という見慣れない専門用語が登場。AQIとは、大気汚染のレベルを0から500の指数で表す記号のこと。アプリ起動時のAQIは“いい空気レベル”の「50」という結果だったので、ほっと一安心。
ちなみに数値が150を超えると、「健康によくない」と判定されて体に害をもらたす可能性が…。MAX値の300~500は「危険」というレベルで、状況を知らせるアイコンは顔全体を覆ったガスマスクを着用しているほどです。未来の空気レベルが「危険」にならないよう、普段からエコ活動を心がけましょう。
ホーム画面を下にスクロールすれば、過去のデータも確認できます。「1時間ごと」や「1日ごと」と細かく表示してくれるので、ユーザーの住まいや職場周辺の傾向を把握できるはず。
利用しているユーザーからは、「過敏かもしれないけど、洗濯したいときに見るようにしてます。さすがにAQIが高い日に干したくない」「喘息持ちだからよく利用しています! このアプリを参考にしてからせき込む頻度が減った気がする」「アイコンが見やすいから瞬時にわかるのがいいね!」と好評のようです。
なかには「空気が悪い国にいるので、外出時や換気の際にめちゃくちゃ重宝してる」と、外国に住んでいるユーザーからも“お褒め”の声が上がっていました。
日本だけでなく海外旅行の際にも役立つので、今後のためにインストールしてみてはいかが?
<レート>
4.2(最大5/App Store/9月5日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:Air Visual Limited
サイズ:88.6MB
互換性:iOS 9.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:日本語、インドネシア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ベトナム語、ポーランド、マレー語、ロシア語、簡体字中国語、繁体字中国語、英語、韓国語
年齢:4+ 対象年齢
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文/矢野りさ