「ネガティブなままでダイエットはできる!」とわかっても、次々出てくるお悩み。他に知っておくべきコツとは? 「ときには“あきらめる”ことも必要。“あきらめたらみっともない”“根性がないと思われたらイヤだ”なんて思うかもしれませんが、ひとつのことに執着しないこともストレスマネジメントのひとつです。また、他人の評価、他人の目を気にしないことも必要」(OKラインメンタルトレーナー・森川 陽太郎先生)よくても悪くてもありのままでOK!ということをネガトレでレクチャーします!
Contents 目次
【ネガトレ1】やらなくちゃ!と思うけど、全然やる気が出ない…
やらなくちゃと思っているもの自体が間違っているのかも
「やる気が出ないのは、自分に合ったやり方をしていないということ。一度、取り組んでいるダイエットの内容や、計画を見直してみましょう。テンションが最も下がったときを想定し、その状態でもできることがベスト。“ネガティブな気持ちだけどできた”という体験をくり返すと、やる気がなくなってしまったときでもダイエットを投げ出さないようになります。さらに“どんなメンタルの状態でも結果が出せる” という自信にも」
【ネガトレ2】前向きにやろうとは思っているけど、やっぱりムリかも…
それでOK。“ムリかも”は 問題解決への第1歩です
「“自分なら絶対できる”というポジティブな姿勢を維持するのは、なかなか難しいこと。はじめから“できない可能性”を認めている人のほうが、限界が見えているだけ成功しやすい傾向にあります。そのネガティブさを逆手にとって、まずは小さな目標にチャレンジしてみて。“3か月で1㎏だったら落せるかな”“やめちゃうかもしれないけど5分なら走れるかな”など、できそうなことからスタートしてみましょう」
【ネガトレ3】すぐに人と自分を比べて、気持ちが落ち込む…
“うらやましい”と、とことん思ってしまいましょう
「“うらやましい”という強い感情はやる気をアップするためのいい燃料となります。また、“うらやましい”という感情を認めることで、“マイナスの感情は悪いもの”と評価することがなくなります。その結果、ネガティブな自分を受け入れられ、常に自己肯定感を持てるようになりますよ」
【ネガトレ4】つい自分のダメな行動に言い訳をしてイヤに…
まずは人や状況のせいにしてしまってOK!
「突然大雪で交通機関がマヒして遅刻するように、多かれ少なかれ誰にでも“どうしようもない状況”というのはあるものです。まずは今のまま、失敗したのは不可抗力だと思って何の問題もありません。そして“おみやげにもらったお菓子は食べてOK”など、できなかったこともルールとして決めてしまえばいいのです。“がんばった・反省した”という過程で満足するのではなく、結果で満足するクセをつけていきましょう」
ネガティブな気持ちと上手につき合って、ストレスなくダイエットしていきましょう!
取材・文/木下頼子