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レプチンと睡眠の関係は?
レプチンは睡眠時間とも深い関係があるのだそう。
「シカゴ大学やスタンフォード大学の研究によれば、5時間未満の睡眠ではレプチンが極端に減少することがわかっています。もっとも増えやすくなるのは8時間前後で、9時間以上の睡眠ではかえって減少してしまいます」(永田先生)
寝不足でも寝過ぎでも有効に作用しないレプチン。やせ体質になるには、休日の朝寝坊や夜更かしなど、普段の生活習慣を見直してみる必要がありそうです。
たんぱく質がレプチンを活性化させる
「レプチンを活性化させるためには睡眠時間の充実とともに、レプチンの原料であるたんぱく質をしっかりとる必要があります。そして、たんぱく質の代謝を促すために亜鉛、銅、ビタミンA、ビタミンB6も欠かせません」(永田先生)
<積極的にとりたい食品>
牡蠣、ナッツ、レバー、チーズ、大豆製品(納豆・豆腐・豆乳など)、海藻、うなぎ、卵
やせたいと思ったら食事制限をする前に、しっかりかんで、よく眠る生活習慣を身につけるところから始めましょう。
文/Masuda Yuka