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カカオポリフェノールが閉経後女性のリスクを予防してくれる!?最新研究でわかったうれしい話 #Omezaトーク
おいしいチョコレートをたくさん出している明治さんが新たな研究をしたとのことで、発表会を取材してきました。「閉経後女性」というキーワード、まだ先のこととはいえ、女性ならば気になって仕方ありませんよね。これを聞いたらきっと罪悪感なく、チョコレートが食べられるはず!?
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女性であれば、いつか訪れる更年期。そこに対する不安は、漠然としつつもかなり大きなものがあります。最近も女優さんの更年期ネタが話題になっていたりしましたよね。
今回の発表会に登壇された東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 女性健康医学講座教授の寺内公一先生によると、俗にいう閉経前後に起きる「更年期症状」であるほてりやめまい、異常発汗などの自律神経失調症状や、不眠や不安、ゆううつなどの精神神経症状については、よく知られているものの、閉経後に生じる疾患については、あまり意識していない人が多いのだそう。その疾患とは、高血圧、高血糖、高コレステロールの「3高リスク」。これらは閉経によるエストロゲンの欠乏により起こりやすくなるのだそうです。人生100年時代といわれますが、閉経してからの50年がこのような疾患に見舞われては、とても楽しく人生を過ごすことなんてできませんよね。
そこで、東京医科歯科大学 循環器内科教授である冨山博史先生が行ったのが「閉経後の女性に対し、カカオポリフェノールがどのような作用をもたらすのか」という研究です。カカオポリフェノール、すなわちチョコレート! よくぞこの研究をしてくださいました!
これによると閉経後女性がカカオポリフェノールを4週間摂取した結果、摂取開始前に比べて、インスリン濃度やインスリン抵抗性の指標であるHOMA-IRの低下、血圧やLDLコレステロールの値なども有意に低下したのだそう。つまり、先ほどの「3高リスク」の要因となる数値がカカオポリフェノールによって低下したということになります。これは、先にあげた閉経後女性がかかりやすい疾患の予防をしてくれる可能性が示されたことになります。
そもそもカカオポリフェノールへの注目度は最近、とっても高いですよね。なかでも高カカオのチョコレートはみなさんも、積極的におやつにとり入れるなど、しているのではないでしょうか。今回の試験で使ったのも、カカオ72%の高カカオチョコレートだったそう。これからもチョコレートの定番は“高カカオ”ですね!
おいしく食べて、それが健康にいいなんて、なによりもうれしいこと。今回の発表会では、かなり得した気分になりました。みなさんも、ぜひ意識して「高カカオチョコレート」食べてみてください!
(編集長ホボ)
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FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。