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いろいろなもやしとお酢
疲労回復に効果のある酢もやし。
毎日続けて食べやすいように、手に入りやすくて、安価で一般的な緑豆もやしと穀物酢を使用していますが、もやしと酢にはさまざまな種類があります。
たとえば最近、ストレスが特にたまっているという場合は、抗ストレス効果が期待できる大豆もやしを使うなど、お好みによって変えてみるのもよいでしょう。
いくつか、代表的なもやしと酢の種類を紹介します。
【もやし】
安価で、手に入りやすい緑豆もやし
一般にもやしといえばコレ!! 国内のもやしで約9割のシェアを誇り、軸は太めで、シャキシャキした食感が特徴です。糖質が少なく低カロリーなので、ダイエットにも最適。
慢性的な疲労に黒豆もやし
緑豆もやしよりやや細く、ほのかな甘みがあるのが特徴。3つの中では最もビタミンCが多く、血管の強化、動脈硬化の予防、コレステロール低下などの働きが期待できる。
若々しい体を保つ大豆もやし
大豆たんぱく質をはじめ、イソフラボンやサポニン、レシチンなど大豆特有の栄養素を豊富に含み、高血圧、糖尿病、大腸がんの予防や更年期障害の改善にも効果が期待できる万能もやし。ストレスを解消し、リラックス効果があるといわれるGABAも含んでいる。
【お酢】
リーズナブルで食べやすい穀物酢
小麦、米、コーンなどの穀物から作られる最も一般的なお酢。酸味は低めで、価格がリーズナブルなのもうれしい。
疲労回復効果の高い米酢
お米のまろやかな味わいが特徴でお寿司にも使われる。クエン酸が豊富で、抜群の疲労回復効果が期待できる。
ダイエット、美容に!黒酢
お米のまろやかな味わいが特徴で寿司にも使われる。アミノ酸を豊富に含み、アンチエイジング効果が期待できる。
むくみや高血圧に働くりんご酢
フルーティーな味わいのりんごのお酢。余分な塩分を排出するカリウムが豊富で、むくみや高血圧などにも。
目的別にもやしやお酢を選ぶとさらに健康効果があがります。
酢もやしの簡単な作り方はこちらをチェック!
緑豆もやしと黒豆もやしの調理法は一緒です。大豆もやしをお湯につける時間を2分にするか、600 Wのレンジで1分半加熱してください。
参考書籍
望月理恵子 (著), 岡村信良 (監修)『管理栄養士と医師が認めた 疲れ即とり酢もやし健康法』(アスコム)
文/庄司真紀