夜になるとぐっと気温が下がるこの時期。「体が冷えてなかなか寝つけない」という人も多いのでは? 体を温めてしっかり睡眠をとることは、やせやすい体づくりには不可欠! よこはま土田メディカルクリニックの土田隆先生に、体を温める上手な方法についてうかがいました。
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■冬はお風呂の温度を高めに設定してもいい?
A、42℃くらいで短時間、お湯につかるのもいい
冬は体感温度が低いので、やや高めの42℃くらいで5~10分程度、お湯につかるのもGOOD。半身浴をするなら40℃で20分程度、ゆっくりと温まりましょう。足の指をグーパーと動かせば、冷えによるむくみの解消にもつながります。
また、炭酸ガス配合の入浴剤を入れれば、温浴効果が高まり、全身の血流もUP。温まったあとは、シャワーなどで洗い流さないほうが効果は持続します。
■寝る前にしょうが湯を飲むと体が温まる?
A、体は温まるけれど安眠には不向き
しょうがの辛味成分で体は温まりますが、代謝が高まるので安眠には不向き。寝る前には、安眠に効果的なトリプトファンの含まれるホットミルクや、リラックス効果のある温かいカモミールティーなどがおすすめ。
■首元や目元を温める温感グッズは効果ある?
A、首元は温まるけれど、目元は効果なし!
目元を温める温感グッズは、あくまでもリラックス向き。首は皮ふ表面に近いところに太い血管があるので、首を温めると全身を効率よく温められます。首元の冷えを感じるときには、ネックウォーマーを使ってもOK。