20代とは違い、30代になると見た目の雰囲気や言葉遣い、姿勢などの所作や大人としての行動も人柄に大きく現れます。
若いうちは「かわいいね」ですまされることも30代以降はそうもいかなくなることも‥。今回は品のある所作を意識して品のある大人な印象をアップさせる方法をご紹介します。
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基本は立ち姿勢、座る姿勢、歩く姿勢の体軸をまっすぐにしておくこと
くねくねと動いたり、猫背姿勢やダラダラ姿勢ではせっかくファッションやメイクをきちんとしていても、なんだかだらしない印象になってしまいます。細かな所作の前に、まずは体の中心軸を整えるように3つの姿勢を意識しましょう。
ポイント1。
立ち姿勢は床に対してまっすぐ体を伸ばし、脚を閉じて腹筋とヒップをグッと引き締めて立つことがポイントです。
腹筋やヒップを引き締めておかないと、だらんとなった姿勢や体型になってしまい、どんどんおばさん体型になってしまうのでそうならないためにいつも意識しておくことが大切です。
ポイント2。
座るときに背もたれにもたれかかっていませんか? 背もたれにもたれかかるように座ると腹筋を使わずに背中からだらんとなった姿勢になってしまいます。
背もたれにもたれかかるように座るのではなく、恥骨部分を椅子の中心におき、まっすぐと背中を伸ばして座ることがキレイに見える秘訣です。
ポイント3。
歩くときにひざが曲がっていませんか? 特にヒール靴を履いているときなどはひざを伸ばして足の裏や足首のステップを使った歩き方がキレイに見えます。
脚を伸ばした状態でベタベタ歩きやバタバタ歩き、足を擦るような歩き方ではなく、土踏まずのある足裏の中心を軸に足首を伸ばしてまっすぐと歩くようにしましょう。この時も背中をまっすぐに伸ばし、腹筋とヒップを閉めるように意識しましょう。
日頃の動作にも意識して
ドアを閉めるときや、ものをおくときなど片手でバーンと閉めたり、置いたりしていませんか? 音を立てずにそっと両手で閉めたり、ものを静かに置くなど、ていねいな動きを心がけましょう。
声の大きさや返事や相づちの打ち方、言葉使いも気をつけましょう。30代にもなるとある程度の社会経験もあり、大人としてみられます。略語や流行り言葉を過剰に使っていてはかえって下品な印象に。
言葉使いや声のボリューム、きちんとした言葉使いや言葉の語尾などを身につけておくことがマナーです。
冠婚葬祭やパーティなどの場も増えるかと思いますが、日頃から食事の際や礼儀のマナーを身につけておくことも大切ですね。
所作につながる感性を磨くこと
所作を学ぶためにも日頃から感性を磨き、自分自身を客観的に見つめ、確認することも大切なポイントです。
美術館に足を運んだり、着物を着て出かける、伝統的な楽器や展示を聞いたり見たり。日常ではふれることのないものに意識を向けてみましょう。
そういった場所では空気から感じるものもあり、自分自身の感性を高めるきっかけのひとつになります。そういったときは自分自身の行動や言動を見直すきっかけのひとつにもつながるので、日頃から足を伸ばすようにしてみるのもいいですね。
このように30代ともなると外見だけの大人ではなく、内面からにじみ出る大人らしさが重要視されます。
見た目はキレイにしていてもいざ、内面はだらしない、行動や言動に品がないのでは周りからもその程度に扱われてしまいます。
そうならないためにも、日頃の所作や行動、言動を見つめ直し、自分自身を高めておくことで身の回りに起こる出来事にも変化が現れますので、品のある素敵な大人女性を目指してみてはいかがですか?