FYTTE

Healthcare
CATEGORY : ヘルスケア |腸活

冷え、便秘、ダイエット…白湯の効果 体験レポート

Share
冷え、便秘、ダイエット…白湯の効果 体験レポート

昔から病気の人や赤ちゃんに飲まれてきた白湯ですが、最近ではダイエット効果やデトックス効果が期待され、女性を中心に習慣的に飲む人が増えてきました。でも、ただのぬるめのお湯が本当に体にいいの?と思っている人もまだ多いのではないでしょうか。そこで、白湯を飲むのを習慣としている方たちに、その効果のほどをうかがいました。

Contents 目次

沸騰させて冷ましたお湯を飲むだけで健康に!

体にいいといわれている白湯は一般的に、10〜15分程度沸騰させたお湯を40〜50度くらいの温度まで冷ましたもの。これを起床時、食事中、就寝前などに飲むとよいとされていて、とくに朝いちばんの白湯に効果を感じる人が多いようです。体を内側から温め、基礎代謝をアップして、さまざまな健康上のメリットをもたらしてくれる白湯。では、実際に白湯健康法を継続している3人の体験談をご紹介しましょう。

主婦 さくらい ひかるさん「長年悩んでいた冷え性とサヨナラできました!」

白湯、酒粕などスローな健康法を実践しているミニマリスト志望のさくらいひかるさん。彼女が白湯を始めたのは、2014年の10月から。長年の冷え性を治したくて調べていた際に、インターネットで白湯を飲む健康法を見つけたことがきっかけだそう。白湯に関して医師が書いた本も読んで白湯の効果を調べたそうです。
そんなさくらいさんの毎日の白湯生活はどのように続けているのでしょうか。

「朝起きて最初に口にするのは白湯、寝る前に最後に飲むのも白湯と決めています。夜はたまに省略してしまうこともあるんですが、朝はずっと続けていますね」(さくらいさん)

「白湯健康法を習慣化するために、始めた頃はとにかく朝起きたら真っ先にお湯を沸かすようにした」というさくらいさん。お気に入りのマグカップを使って、白湯を飲む時間がなるべく心地よいものになるように工夫しているそうです。

「習慣化するまではちょっとだけ面倒さを感じていましたが、今ではお湯を沸かしている間に歯磨きして、顔洗って…はい、ちょうど10分!と、一連の流れを無意識に行えるようになりました(笑)」

気になる白湯の効果どうでしょうか?
「約1ヵ月で便秘が改善されました。それから3ヵ月程度で冷え性もだいぶ軽減され、夏場でも冷たかった指先はほとんど冷えなくなりました。足の冷えのほうは頑固でしばらく変化がなかったのですが、飲み始めて1年ほど経った冬には、寝るときに靴下なしでも平気になったんですよ!」

また体重も2kgぐらい減ったそうです。冷えや便秘が改善されて、むくみが減ったことで、効果があったのかもしれませんね。

アーユルヴェーダ案内人 くれはるさん「朝飲む白湯の味で、その日の体調が分かるんです」

アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラーとして活躍しているくれはるさんも白湯を生活に取り入れているひとり。原因不明の体調不良を解消したくて、アーユルヴェーダを専門的に学び始めたことが始まりだったそうです。

「白湯を飲むことは、アーユルヴェーダの基本的な日常習慣のひとつと知り、自分も習慣にとり入れることにしました。飲み始めて約3年になります。
朝、顔を洗ったあとに常温の水を1杯飲んでから、沸かしたての白湯を1杯飲んでいます。日中の水分補給は、基本白湯か、常温の水でとります。おそらく1日に1500mlほど白湯を飲んでいるでしょうか。お茶やコーヒーも飲みますが、それらはあくまで嗜好品としての範囲で楽しんでいます」(くれはるさん)

白湯は保温機能付きボトルに入れて持ち歩き、1日にわたりいつでも飲めるようにしているとのこと。『自分にとって白湯を飲むことはもう当たり前の習慣になっている』というほど、くれはるさんにとって白湯は生活に欠かせない存在。今では、朝に飲む白湯の味の感じ方で、その日の体調が確認できるようになったそうです。

「白湯が消化促進を助けてくれるので、少し食べ過ぎても胃の負担が早くなくなり、便秘の解消にも効果を感じています」

白湯を続けていくコツは?

「朝のタングスクレイパー(舌磨き)がオススメです。舌を掃除すると、白湯の繊細な味を感じやすくなるんですよ」

管理栄養士・安中千絵先生「白湯を飲んで、代謝がスムーズになった感覚が!」

FYTTE webでは、いつもさまざまな情報を提供してくださる管理栄養士の安中千絵先生も白湯を生活に取り入れています。もともとは冬場には飲んでいたのが、2年ほど前から、1年を通してよく飲むようになったそうです。

「冷たい水より、温かいほうが体に負担がないと感じるようになったんです。
朝起きたら、カップ1杯の白湯を飲むようにしています。午後に1杯くらい飲むときもありますね。飲み続けて、代謝が少しスムーズになったように感じています」(安中先生)

朝飲む白湯にはレモン汁を入れて飲むのが安中先生流。覚醒効果のあるレモンの香りで気分もスッキリするそうです。
「あまりたくさん入れてしまうと、せっかくの白湯の“消化をしないでいい”という面が損なわれるので、ほんの香りづけとして入れます」(安中先生)

みなさん、それぞれに白湯の効果を実感しているよう! さくらいさんのように体の悩みが1年経って改善したりする場合もあるので、長く続けることが大切。毎日の白湯習慣、ぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。

関連リンク

さくらい ひかる -自在空間-
アーユルヴェーダ案内人くれはる

文/鈴木みずほ

関連記事

  1. Healthcare寒くて眠れない夜は、あったかアイテムで体をポカポカに♡ #Omezaトーク

    寒くて眠れない夜は、あったかアイテムで体をポカポカに♡ #Omezaトーク

    31
  2. Healthcare日本最小のミニ水筒「ポケトル」が超使える! #週末よもやま

    日本最小のミニ水筒「ポケトル」が超使える! #週末よもやま

    55
  3. Diet-20kgやせに成功した管理栄養士が教える!食べてもやせる糖質制限のコツ

    -20kgやせに成功した管理栄養士が教える!食べてもやせる糖質制限のコツ

    39
  4. Diet効果を実感!朝の「スパイス白湯」は、ダイエット・美容・冷え対策にもバッチリ!

    効果を実感!朝の「スパイス白湯」は、ダイエット・美容・冷え対策にもバッチリ!

    124

おすすめの記事PICK UP