毎日仕事や家事が忙しくて、自分の体に異変が起きてもガマンしていませんか。場合によっては、症状が悪化してしまう恐れもあるので、気になることがあれば見過ごさずに、まずはその状態を把握することが大事。そこで今回は、順天堂大学が開発した健康管理アプリ「いたみノート」をセレクトしました。
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■体のささいな変化や気づきを記録できる健康管理アプリ
「いたみノート」は、“慢性疼痛”の変化を記録できるアプリです。慢性疼痛とは、長期間にわたって体の痛みが続く症状のこと。気象やストレス、不眠などの影響を受けて痛みが強まることもあるそうです。
同アプリに痛みのレベルや経過観察などを入力すれば、痛みの変化がひと目でわかるように。ユーザーに向けて症状の評価をフィードバックしてくれるため、痛みの予防に役立つかも。
早速アプリを起動させると、「アンケート調査」が始まりました。一度答えればそのあとにアンケートは出題されないので、面倒に思わず正確に回答しましょう。体重や身長などを入力してアンケートを終えると、ホーム画面にジャンプ。
続けてメニュー内にある「痛み情報」という項目で、痛みの測定をしてみます。
診断が始まると体のイラストが現れて、「痛みのある場所をタップして選択」という指示が。最近胃の調子が悪かったので、「腹部分」を選びました。
ほかには、「現在感じている痛みはどの表情が近い?」という質問と顔アイコンが登場。「0~10」にわけられたレベルの中から“4~5”を選択します。
続けて「針で刺されたような痛みがありますか?」や「シビレは強い?」といった痛みに関するアンケートに答えると測定終了。思ったよりも手軽にチェックできたので、スキマ時間などに使えそう。
痛み測定のほかに「うつ」と「睡眠」の情報を更新すれば、体調を判定する「痛みレポート」をチェックできます。ちなみに今回の私の総合判定は「Dランク」で、“くもり”のマークでした。さらに結果画面には、「早めに医療機関を受診したほうがいいかも」というコメントが。
実際に同アプリを使用している人からは、「体調管理にめちゃくちゃ役立ってます!」「しっかりと調子を知らせてくれるのがありがたい」といった反響が上がっていました。
ほかには自分の笑った顔を写真撮影すると、その日の「笑顔レベル」をチェックできる機能も。同機能を毎日使えば、明るい気持ちをキープできるはず。心身ともに健やかな毎日を送るために、活用してみてはいかがでしょう。
<レート>
2.3(最大5/App Store/12月13日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:JUNTENDO UNIVERSITY
サイズ:63.5MB
互換性:iOS 10.0以降。iPhoneおよびiPod touchに対応。
言語:日本語
年齢:このアプリケーションのダウンロードは、17才以上の方が対象です。
極度な医療または治療情報
Copyright:(C)2018 Juntendo University
文/矢野りさ